高卒支援会コラム

家庭環境が複雑な子は

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


保護者様、ブログ読者の皆さん

おはようございます。

先週は『不登校・ひきこもりの9割は治せる』の重版決定。3刷り目となります。コロナ禍で、不登校・登校自粛などが増えているからだと思います。 要は義務教育、高校校卒業までに、不登校・引きこもりを脱し、克服する事です。

一緒に ミッション 遂行 頑張りましょう。

子どもたちが規則正しい生活をし、自信を持ち自律し社会に貢献する未来を実現します!

通信制高校サポート校・フリースクール@東京都千代田区(水道橋)、新宿区(新宿エルタワー)、豊島区(池袋)、神奈川県 横浜市(横浜)運営
当会は引きこもり支援がウリのフリースクール・通信制高校サポート校です。3年間40件の引きこもり 成功率90%以上
朝日新聞 GAME クロス 記事掲載

不登校・高校中退・引きこもりでお悩みの方、世田谷区要保護児童支援協議会、渋谷区フォロースタッフ~子どもの心サポート事業登録

宙に浮いた子

実は可哀想な甥っ子が居るのです。小さい頃、親が夫婦別れして、まだ、おむつが取れない頃、実家に預けられました。弟は仕事で忙しく、彼の面倒を見たのは私の母でした。

幼稚園の支度、小学校入学準備から卒業。ハンディを負わせたくないからと、私立中高一貫校へ進学するものの、家出を繰り返して、高校中退。
その後、実家の家具をボコボコにして、消息を絶ち、1人暮らしをしているそうです。
消息は絶ったとありますが、痕跡があり、大体、どこに住んでいるか、何をしているか? FBやLINEなどで、元気でやっているようです。

さて、彼は何が不満だったのでしょうか?
身近にいて、思う事は やはり、両親の愛情でしょう。
いくら、うちの母、父が愛情を注いだところ、所詮、おばあちゃん、おじいちゃん。本当の母親の愛情が足りなかったのだと思います。
60過ぎても、死んだ母は恋しいものです。

彼は小さい頃、わたしが塾をやっていましたから、勉強や塾のイベントにも連れて行きましたが、
目を離すと、どこかに行ってしまうのです。 結局、信頼関係を築く事はありませんでした。
罪作りは弟夫婦です。 言っても仕方がないことですけど。

相談では結構、離婚した後、周囲の祖父母、叔父、叔母から、彼のように、宙に浮いた子の相談を受けることがあります。

先ずは 高校卒業資格、その後の就労などを視野にお話しさせて頂きます。

家庭環境が複雑な子は高校卒業資格

高校卒業資格はハローワークに行けば、今でも、有効だとわかるでしょう。 

学歴、年齢不問の業種って、想像つきますよね。ブラック企業ですよ!

上述のように、複雑な家庭環境で育った子は家出をする、家を出ざるを得ないほど、居場所が無いのです。

周囲の親戚の方は高校卒業あと、自律できる様に促した方がいいでしょう。

例えば、

手に職をつける。 弟は建築関係の職人でしたので、彼を職人として仕込んだようです

住み込みで働けるところを探してあげる。

自衛隊もよいでしょう。何人か生徒を送り出しましたが、様々な資格が取れますし、自衛官終了後には再就職の支援も充実しています。

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