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都立チャレンジスクール桐ヶ丘高校の校長と対談

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


 7/15日、都立桐ヶ丘高校の中川校長と対談しました。 桐ヶ丘高校とは都立で初めて内申なしで作文と面接だけで選抜されるチャレンジスクールと言われる高校です。 チャレンジスクールとは昼間から授業が行われる3年定時制高校で主に不登校高校中退者を受け入れる高校です。 生徒の内訳も過去不登校経験者が約7割で、年によって違うものの、男女比は圧倒的に女子が多いそうです。 授業は崩壊というものがなく、少人数で丁寧に復習しながら行うのがウリだそうです。 校長曰く”チョットおとなしい感じの女子校”といった印象を持つのでは。

 作文と面接だけの選抜と学校案内に楽校(がっこうと読む)と書いてあり、”楽な高校”と思っている受験生も少なくないようです。 実際は高校ですから、過去は不登校でもキチンと出席しなければ卒業はできません。 悲しい現実ですが約3割の生徒が卒業がしません。 「社会に出るためには超えなければいけないハードルがあり、そのハードルを取ってしまうことは高校としてはどうかな?」と中川校長はおっしゃっていました。 「私もその通りだな」と思いました。 高校とは勉強や人間関係を通じて楽しむところで、決して自分本位で楽なところにはならないと思います。 大人になって困らないように練習している場であるべきではないでしょうか? チャレンジスクールは桐ヶ丘を含め5校あり、それぞれ特色がかなり違うことも対談通じてわかってきました。受験生はパンフレットやインターネットの情報を鵜呑みにしないで学校説明会に行って、生の学校の様子をつかんで欲しい。

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