高卒支援会コラム

不登校復学は1週間

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


皆さん、おはようございます。

NPO法人高卒支援会 会長 杉浦です。 卒業生、サトショ、元気に過ごしていると理事長ブログで報告がありました。
1年半、引きこもった子が北海道の網走で一次産業の担い手になるべく、大学生活をスタートさせました。
30年以上、不登校・高校中退・引きこもり支援の中でもベスト10に入る位、嬉しい事です。

諦めるな


引きこもり支援は難しい。100人居たら、100通りのやり方があるので、

支援方法を手探りで見つける
そもそも、引きこもりは家庭問題なので、ご家族の協力が必要です。ご両親揃っての面談でおよその家庭環境を把握して、何故、部屋から出てこないのかを探るのです。
「他の兄弟はうまくいったのですが。。」という方もいますが、兄弟でも、性格、個性は違うのです。
最初の両親揃ってが難しい場合もあるのです。 どちらかが高卒支援会のやり方を書籍やブログを通じて、知り、いいなって思って下さっても、片方が興味が無い、もしくは反対というケースも
あります。
”子ども達が規則正しい生活をし自信を持ち自律し社会に貢献する未来を実現します” この教育理念に沿って、アドバイスさせて頂きます。 
ご両親も変わり、ご家庭内で少しずつ実行していけばいいのです。
我が子が引きこもりに陥ったら、お父さん、お母さんは最後まで、あきらめない事です。たとえ、時間がかかっても サトショのように。

不登校復学は1週間


不登校・引きこもりに陥ると早く、学校に復帰して欲しいと復学を希望する相談は多いのです。不登校期間と在籍校により、復学の難易度が変わってくるのです。
不登校の期間が3、1週間くらいなら、直ぐに立ち直り、復学できる確率は高いでしょう。 お父さん、お母さんでも学校に行きたくないという事、年に1、2回はありましたよね。

これが、1ヶ月以上となると、難しくなってきます。 特に中高一家校などの進学校は。
6ヶ月以上だと、厚労省の言うところの 引きこもり状態ですから、ご家庭だけで、解決はできないです。こうなると復学どころではありません。


不登校期間が一週間くらいは 学校への送り迎えなどをして、不登校の原因を探る。解消すれば、自然に直る。

不登校が1ヶ月以上となる場合は復学を強要すると、逆効果の場合が多く、専門家に相談した方がよい、ご家庭ではどんなアドバイザーが必要か、冷静に選択した方がいい。

不登校に陥った場合の専門家

カウンセラー 

カウンセラーは相手を受容するが基本ですから、話し相手には良いかもしれません。

医者

精神科医は薬を処方することで収入を得ています。良い医者とされている方はあまり、薬を出さない方です。根拠無く、多剤併用療法はオーバードーズと言われ、問題が多いのです。 
医者に相談する場合はその辺を気をつけて下さい

教育者

不登校は放っておきなさいとワンフレーズで話し、学校教育を否定する方もいます。"学校に行かなくてよい"と。

当会は不登校は黙認しても、学校教育までは否定しません。 教育理念 社会貢献する未来を実現しますと最後あります。 義務教育を否定することは社会に出て、貢献する人材を養成できるでしょうか?

以上、カウンセラー、医者、教育者を簡単にあげました。 

要はご家庭にあった、アドバイザーと伴走していけるかどうかなのです。 

6ヶ月以上の不登校はほぼ、引きこもりですから、第三者の介入が必要です。

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