杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
不登校・高校中退・引きこもりの救済を目指す、引きこもり中学・高校生から高校進学、卒業サポート
NPO法人高卒支援会 会長の杉浦です。
先日の保護者会報告
PTA会長より【高卒支援会PTAだより】vol.07
学生インターン宮本 ぶっちゃけ座談会
世田谷区要保護児童支援協議会 会員 NPO法人高卒支援会 会長の杉浦です。
不登校・高校中退・引きこもり対応
通信制高校サポート校 東京都新宿、池袋、水道橋(後楽園)神奈川県横浜市。またはオンラインで全国でも入校可
引きこもり中学生相談支援@東京都 引きこもり中高生に対して、元引きこもり中高生が訪問
不登校・高校中退・引きこもり中高生をピアサポートしてます 2017年から2020年12/19日 35件中 90%以上成功
親の成功体験押しつけるな
高卒支援会の在籍者は中高一貫校、進学校の出身者が多く、相談時点では 引きこもり状態だった子が少なくありません。
ご両親も高学歴で、勉強で成功した人が多いようです。
人は成功体験を押し付ける傾向があります。 これを書いている、私自身も娘たちには
「偏差値65以上の学校に行け」
「高校は大学進学率で選択しろ」等と やはり、押しつけるのです。
ついでに、
「部活動なんか、受験に関係ないから辞めろ」等と言って、妻と口論になったものです。
私は部活、反対派というか、よい思いをしたことがなかったのです。
一方妻は部活、賛成派でした。学生時代は卓球部でレギュラーでした。 「部活の連帯感とか、みんなでやる、活動大事!」と。
長女は中学の時、バレー部に入りましたが、レギュラーになれず、ベンチウォーマーだったため、試合は応援ばかりで達成感がありませんでした。最終的には私の部活反対派になり、代わりに勉強しました。
次女は運動神経がよく、勉強はチョット?って感じでした。
長女は教員、次女は銀行員となりました。
振り返ってみると、娘たちに自分と同じ事を求めてはいけない。いくら、親子、姉妹でも個人差がありますから、自分の考えを押しつけてはイケナイという事です。
引きこもりは自己責任
日本は引きこもりは家庭の問題であり、自己責任でお願いします。というのが国の方針でしょう! だからこそ、8050引きこもり問題は100万人を超えている、現状があります。
やっと、練馬、川崎の引きこもり殺人事件をキッカケに事態が深刻だという事に多くの人が気付きましたが。
現状把握はできても、80歳の高齢の親が50歳代の子どの3食をお供えのように 食事を提供しているのに、何か、解決策があるかというと、難しいとしか、言えないのではないでしょうか?
私は30年前から、不登校・高校中退・中高生の引きこもり支援をしてきました。
20歳までであれば、ご両親のしつけや教育方針などを一致させ、本人の人生目標を設定してあげれば、正直、難しいと思ったことは一度もありません。
若者は傷つき易いですが、頭が柔軟ですし、引きこもる期間もせいぜい、10年ですから、なんとかなります。
引きこもりが10年以上になり、子どもが中高年になってしまうと、その間の習慣そのものがこびり付きますから、100万人と積みあがるのも不思議ではありません。
引きこもり中学・高校生でお悩みの保護者様へ この国は引きこもりは自己責任という事で、何も面倒を見てもらえません。
ある、専門家は 不登校は見守った方がいいという方もいれば、当会のように、引きこもらないように積極的なアウトリーチをしましょう等、千差万別です。
最終的に、どちらにするかは 家庭のご判断です。 厳しいようですが。