高卒支援会コラム

天才の時代到来

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


不登校・高校中退・中高生のひきこもりでお悩みの方へ
おはようございます。NPO法人高卒支援会の杉浦です。

先日、帰宅したら 玄関のドアノブに 乃が美 麻布十番 パンがかかっていました
留守電があり ご近所さんでした

川崎、元農水省事務次官と8050 引きこもりの事件が相次いでいます。
当会は20才前後の若者が不登校、高校中退て躓き、引きこもりにならないような相談、講演活動(毎月)を実施しています。
不登校塾・通信制高校サポート校・フリースクール30年年以上 東京都で運営しています。
引きこもり中学生・高校生は合宿で必ず、立ち直ります!
①規則正しい生活>②自信をつけ,自律する>③社会に貢献できる
この手順で不登校・引きこもりは克服できます!
“子ども達が規則正しい生活をし自信を持ち自律し社会に貢献する未来を実現します” 全国にこの教育ミッションを全国に伝えます。

地域の人と一体感

今の家を建てて、17年になります。普通に暮らしていましたが、5年前に、町の役員、順番ですからと回ってきたんです。いつものように、面倒な事を妻に任せようとしたら、
「ここは男社会なんだからね。あなたが出て、やりなさいよ」と渋々、引き受けたんです。
自治会に出てみると、ひょんな事から、町の防犯副部長に任命され、町の街灯の点検、交換、不審者の見回り、防災訓練、夜間パトロール等など。やりました。
その頃、一生懸命やったお陰でしょうか? 笑
最寄り駅までに行く間、誰かしら、挨拶をします。 また、地物の野菜、梅ジュースなどを持ってきてくれる方もいます。

先日、元自治会長が
「毎週木曜日、お年寄りの健康体操を無料で、やっているけど、男の人の参加者はほぼ、ゼロ、女性ばかりなんだよ。男性の参加者を増やす方法、無いかね?」
別にいいじゃんと、体操やりたい人もそうじゃない人もいるわけだからと思い黙って、ニコリとしていると、
「男性って、定年退職して、趣味とか何にも無いと、外に出なくなっちゃうんだよ。しかも、奥さんが居ない場合は余計、地域の活動に参加せず、困った事も起こっているんだ、○○の近くの家はゴミ屋敷になっているが、あそこ、二年前、市と自治会とで、ゴミを強制撤去したんだ、ま、そこまでいかなくても、自治会としては年寄りの男性をもっと、地域活動に参加してもらって、仲良く、暮らしていきたいと思っているんだ。協力してくれよ。」

〜中略〜

僕は自治会活動をやりたくもないのにやりました。最初は面倒くさいなぁと思っていました。昨年、手術する事になり、たまたま、入院する当日にご近所さんに会い、
「今までお世話になりました。医者は開けてみなければ、わからないという事で、これから、しばらく入院します」というと、涙ぐんでくれました。しかもその方はご夫婦でお見舞いまできてくれました。
高級なパンをもらった、お見舞いしてもらったことを自慢しているわけではありません。
男性は定年前に地域活動に参加すると、こうした、地域の人と一体感が味わえ、年とった後、引きこもらないで済むのではないでしょうか?
若者のひきこもり支援と共通しているのは地域活動(イベント)の参加ですね。最初は強制的でも、僕の様に参加させれば、よい結果を生むのでしょう。

天才の時代 到来

生徒会長が何か、後ろの席で疲れた顔していたので、話しかけてみました。

「よお、どうした? 生徒会長さん」

「今日も色々と、話し合わなくちゃいけなくて、チョット、疲れました」

「また、あいつが何か言ったの?」

「はい、まぁ、そんなところです」

「あの子、中々、見どころある、天才だと思うよ、もちろん、君もね! ココに居るみんなは凄い才能の持ち主だと思うよ。そうそう、僕の生まれ、1960年の人の高校受験って、5教科とか、9教科だったんだよ。僕らの時代から2007年までは人口増加していたから、企業も社会も必要とする人材はジェネラリストだったんだよ。人口減少して求められる人材は尖った、スペシャリスト。だから、大学受験でも、一芸入試やtoiec 900点以上取得で合格なども多いでしょう。時代は天才を求めているわけ、あいつ、変わっているけど、頭も良いし、全国の時刻表も覚えているみたいだよ。はまるところにはまったら、とんでもなく、化けると思うよ。実は、僕も天才なんだ。笑。だって、不登校、高校中退、引きこもりの支援しか、仕事できないんだ。他の事は全くできないし、そもそも興味がないんだ。時代はこうした、尖った才能を求めているって事だよ」

「なるほど、私たちの時代って事ですね」

「そうだよ、みてみ、教室、普通の人いないじゃない。だって、僕みたいな変わった人がはじめたから、みんな個性豊かじゃん。これを伸ばせいいんだよ」

〜中略〜

昨日、教室には20名前後居ました。

入校前の相談で、保護者からは

不登校に陥り、ゲーム依存になった
発達障害で前の通信制校で単位を取れない
人と関わりたくない、集団に馴染めない
引きこもり生活に慣れ、このまま、ずるずるいくのが怖い
学校でいじめられ、辞めたい
エックスジェンダーで悩んでいる
中高一貫校の勉強についていけず、長期不登校。勉強の話しをしても一切、親の話は聞かない
等など。

保護者からすれば、困った子達でしたが、いつも見学者からは
「この子たちが不登校だったんですか!?」と彼らの元気、明るさにビックリします。
最近、彼らは生徒会で遅刻や教室内のマナー、ルールを自主的に決めたようで、出席もキチンとし、遅刻も少なくなってきました。

また、レポートなどの自分の課題をこなした者は

好きな勉強を好きなだけやっています。
例 プログラミング言語の独習
大学、公務員試験の受験準備などなど。

どうしたら、こうなるか。秘訣教えましょうか!
一人一人の個性、多様性を認め、彼らの個性を自主的に伸ばす環境をつくってあげる事です。

相談会のご案内

7月 3日(水) 「2019年度夏の補欠募集向け 高校転学相談会」
7月 17日(水) 「2019年度第二学期都立高等学校補欠募集模試 (転学・編入学) ~7月転学模試のご案内~」

行事お知らせ

6月 30日~7月 1日(日・月) 千葉キャンプ企画
7月 10日(水) 浅草寺遠足企画

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