通信制高校生が進路について考える

みなさんこんにちは学生寮担当をしておりますスタッフの根本です。

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今日は、「元不登校による学生寮生活 自炊日記」というテーマで学生寮生からお話したいと思います!

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【学生寮】通信制高校生の学生寮生活モーニングルーティン

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みなさんこんにちは

通信制高校2年生のHです。

これまでは自炊の記録のブログが続きましたが、今回は打って変わって進路についての話をしたいと思います。

先日行った、オンラインの体験授業と説明会についても話しています。自分の話が多くなっていますが、最後まで見てくださるとうれしいです!

高校卒業後の進路について

最近は高校卒業後の進路について考えることが増えました。

自分は将来何がしたいのだろう、自分は一体どこを目指しているのだろう、そんなことが頭の中で巡っています。

自分が学びたいことが学べるところに行きたいと強く感じています。

 

というのも、僕は中学受験、高校受験、いずれも自分ではっきりと行きたい学校や明確な目標というのを持たずに受験勉強をしていたからです。

 

とりあえず塾の先生に言われるがままに、特に疑うこともなく自分はここを目指すのか~と納得していました。

しかし、その後、勉強の意味を見出せなくなり不登校になります。

そんな状況から今こうして進路について考えられるようになったのは心の余裕が出てきたから、というのもあると思います。

今年の夏ごろから引きこもり状態から親元を離れて一人暮らしをするようになり自炊、洗濯、掃除なども一人でこなすようになりました。

引きこもっていた頃に比べればある程度自立できているのかなとも思います。

今後どうしないといけないかと、自分と向き合う時間も前に比べて増えました。

これまでは切羽詰まって自分のことでいっぱいいっぱいだったのが、今の状況を理解して受け入れて、冷静に自分と世の中を見つめられるようになったのでしょう。

さて、僕は学びたいことを学びたいと書きました。では、自分は何がしたいのか。その答えは音楽でした。

必ず仕事にしたいというわけではなく、一度やってみたいと思ったのです。

僕は中学3年生の夏から学校に行けなくなってしまいました。部屋に引きこもり、自分はこれからどうなってしまうのだろうと絶望に明け暮れていました。

そんな中、僕には唯一と言っていい希望を見出せる対象がありました。それが音楽を聴くことだったのです。それまでは聴くとしても有名な曲や流行りの曲くらいでしたが、このころからだんだんと幅広く曲を聴くようになり、ライブにも足を運び、今となっては音楽は生活に欠かせない宝物となりました。

音楽を本格的に聴き始めてから、僕はとあるバンドに出会いました。そのバンドの中で作詞作曲を担っている一人のメンバーがいるのですが、彼の作る楽曲、ひいては彼という人間が青年期の僕の人格形成にとてつもなく影響を与えました。(もちろん今もです)

すごくざっくり言うと彼に憧れて曲を作りたいと思うようになった、ということになります。彼になんてなれないと分かっていながら、です。

この心の内に確かに存在する、とても言葉にならないような感情を上手く言語化し、芸術に昇華することで他では得られないような満足感を覚えるのでしょう、きっと。究極は自分のためですが、それと同時に誰かの心も救いたいです。こんなのも所詮全部妄想にすぎません。

 

さて、ようやく本題に入ります。僕が今のところ考えている進路は大きく分けて3つです。

①一般的な大学に入って、軽音部をはじめとしたサークル内での活動で音楽に取り組む

②音楽大学や音楽の専門大学に入って、作曲や音楽理論などに関して幅広く学ぶ

③通信制大学に入る

今のところ僕は①を軸に考えています。社会に出て働くことも考えつつ、自分の創作活動も少しずつ進めていき、最終的にどちらか選ぶという形。(あるいはどちらも、ということもあるかもしれません)しかし、そもそも①や②は僕が心身ともに健康に大学生活を送ることができるというのが前提条件なので、それが叶わない場合は③という選択肢も当然考えられます。

 

先日、とある学校のコンピュータミュージック体験と説明会にオンラインで参加してきたので、そのことについても書いてみたいと思います。

まずコンピュータミュージック体験では、実際にその学校の先生が作曲ソフトの操作方法やいざ作曲を始めるとなったときに購入する機材について丁寧に教えてくださいました。オンラインではありましたが、僕と先生の間でコミュニケーションもとりながら、楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

次に説明会では、もうひとかたの先生が学校のことについて詳しく説明してくださいました。「学校」と書きましたが、正式には無認可校なので学校ではありません。ですので、いわゆる学歴にはならないとのことでした。ここは注意しなければいけませんね。

お話を聞いて印象的だったのは、

・様々な年齢層の方が学びに来ていること

・週1からでも逆に週7でもOK

・必修の授業はあるが、それ以外は自分で受ける授業を決められること

・ピアノ、ギター、ベース、ドラム、合唱、アート、音楽理論、バンドアンサンブル、ウインドオーケストラ、ボーカロイド、映像制作などなど幅広い授業科目があること

です。これらの体験と説明会を通して、みんながそれぞれのびのびと活動をしていて、様々な人との出会いや交流がある印象を抱きました。ただ、僕もただやみくもに音楽がやりたいと思っているわけではなく、いずれは社会に出て働くこともやはり考えます。学歴にならないという点を踏まえると、ここに行くことは慎重に考えなければいけないと感じました。

 

今回はここまでです。人生の中でどの道を選ぶかという選択の岐路に立たされることは必ず誰にでもあるものです。現状維持か、思い切って環境を変えてみるか。無難な道を進むか、自分の夢を追うか。そんな場面に出くわすたびに人は悩みに悩んで、でも最後には決断する。自分が選んだ道が正解だったのかと悩むのではなく自分が選んだ道を正解にするのだ、という言葉をよく聞きますが、おおむね賛同します。過去ばかりかえりみても仕方ないですからね。失敗したとて、人生単位で見たら大したことはないのです。気楽にいきましょう!

最後に僕の好きな曲を一曲紹介して終わりたいと思います。またまた、このアーティストにも多大な影響を受けています。こんな詞を書いてみたいと思う今日この頃です。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

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