杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
不登校、高校中退、引きこもりの救済を目指す
お早うございます。昨日のBS11 「どうする"高校中退"~貧困・イジメ・孤立~」の御試聴ありがとうございました。 ご感想いかがでしたか? 僕は4時間の収録で、出演時間が短かったですが、それでも、皆さんに元気な顔をお目にかけられて嬉しかったです。
【卒業生、H君】
建築関係で起業した、H君がチョクチョク、立ち寄ってくれます。 ビジネスも上手くいっているようで、嬉しいです。更に板橋で、仕事を紹介して欲しいということで、先日、東商いたばし異業種交流会に連れて行きました。
並み居る板橋の経営者から
「19歳で起業、やるね!」
「杉浦先生のところにはどうして、来ることになったんだ!?」
「卒業した後、すぐに起業できたのは何かキッカケとかあったのか?」
更に
「あなたのところに人を頼む場合、ニンクはいくらか? 」
等々、大歓迎でした。
経営者仲間から
「杉浦さんも教育者だったんだよね??」と。
【H君はどうして来たか?】
彼は東京都出身ですが、選ばれて、某高校からスカウトされ、高校一年の時から、エースナンバーをもらえるほどのピッチャーでしたが、肘を壊し、高校中退となりました。そこからは通信制高校に転学しましたが、毎日でも通えるところが良いというとのことで、当会の関連団体に入学しました。
在学中はお世辞にも良い生徒といえず、レポートは期日までに提出しない、そこらでタバコを吸ってきているのでしょう! プンプンタバコの匂いをさせながら、教室に入ってきます。もちろん、ボディチェックをするのですが、タバコ出てこないんです。隠すの上手だったんです。
在学中、ケンカ事件を起こして、少年院に。
それでも、勉強を継続して、高卒資格を取りたいということで、頑張りますが、頑張っていたのは建築関係のバイトでした。
「卒業後はバイトでお世話になっている会社に就職するから、学校は最低限しか来ないから、よろしく」と。
なんともえらそうな奴だったんです。ココで、見捨ててしまうと、ダメになると、こっちも、しかるor妥協で揺れていました。
結局、一時の感情ではなく、社会で、認められるかどうかという基準で彼とは接しました。
東商いたばし異業種交流会の社長さんからも
「今度、例会で、発表しなよ!」と言われるほどになりました。
僕は彼には何も教えなかったかもしれませんが、せめて、卒業後、
「紹介してくれ!」には応えようと思います。