杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
高校を辞めるといいだして安易に通信制高校に転校していく子は多いが金さえ出せば解決するとは限らない。
- ただ単に、毎日学校に行くのが嫌だ。
- 勉強するのがかったるい。
- 友人と遊びたい。
- 漠然とバイトをしてお金を貯めたい。
- 今いる学校の先生から文句を言われたくない。
こういった理由だけで100万前後の授業料を転校先の高校に支払う価値があるのだろうか? 確かに楽に高校を卒業できるかもしれない。 全入時代だから大学へも行けるだろう。 その後も就職はするものの、3ヶ月で会社を辞めるという惨めな結末が待ってはいないだろうか?
世界の中でもこれだけ、読み書きそろばんが平均的にできる国民は日本人だが、私を含めて教育者は志を教えていない。 将来何やりたいの? 「楽な仕事」 「金持ちになりたい」 「ミュージシャンになりたい」など。 上面だけで何もわかっていない。 最近、私立高校を暴力で中退した子がいるが「将来何やりたいの」 「あんまり、金にならないけど保父さんになりたい」 「人間として生まれたからには何かのお役に立てるって言う気持ちが大切だぞ」とほめてあげた。 こういう気持ちや考え方を教えなければ、転校しようが、留学しようが、金をドブに捨てるようなものだ。