不登校

不本意な受験を迫られるのが現実

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


本日と明日の二回にわたって、不登校中学生・高校を中退した生徒を直接指導している講師のつぶやきを載せていきたいと思います。

現場で生徒と直接ふれあい、指導している講師の意見ですのでご参考にしていただければ幸いです。

 

【講師のつぶやき第一回】

私は不登校中学生や高校を中退してしまった生徒のための塾で8年間講師をしています。

その間、様々な生徒たちと出会いました。毎日そんな生徒たちと向き合い、考えさせられることも多くあります。

いろんな事情で学校へ行けなくなった生徒たちですが、それでいいとはけっして思っていないと思うのです。

なんとかしたくてもどうしてよいかわからない。そんな思いで日を重ねていくうちに自信をなくし、やる気もなくし、そして心を病んでいく・・・。

私が出会った生徒の多くはもともと優秀で、まじめで特に問題のある生徒たちではありませんでした。

しかし、いざ高校受験となるとその選択肢は少なく、不本意な受験を迫られるのが現実です。ただ、だからといって社会が悪いとは思わないでください。

実際社会で生きていくというのはそういうことだからです。

だからこそ、ここで私が強く望むのは、勉強をもっと大切にして欲しいということです。

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