不登校

適応指導教室で不登校生の受験対策は出来ない

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


都内の相談でその無責任な適応指導教室について相談がありました。 公立中学で不登校になると適応指導教室に通うことになるのだが、文科省の通達によれば、”勉強を教えてはいけない”、”通常の学校と同じにしてはならない”ということになっている。  「このようなきまりがあるので、通学しているから安心と思わないで欲しい」と相談者に伝えたら 「あー、やっぱりそういうことだったんですね、誰もそのことをハッキリ言ってくれないで、勉強も教えてくれないので不安に思ってました」 「エッ、そんなこと誰も言ってくれなかったのですか、中3になって受験対策してくれないんじゃ、まずいですよね」。。。中略。。。

都内の適応指導教室を調べてみると、自治体によって”まじめに文科省の通達を守る”所とそうではない所と地域差があるようだ。 不登校で中3であっても可能性はいくらでもある。 今だったら、都立、私立の全日だって行ける。 国や自治体がやっているから安心と思わない方がいいかもしれない。 通達の方針やら、職員自体が定年後の先生だし、給食だってないし、使用している場所も老朽化が目立つ所が少なくない、こういう状態で積極的に不登校と取り組んでいると言えるだろうか?  今やどんな子供でも不登校に陥る。

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