杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
皆さん
おはようございます。NPO法人高卒支援会の杉浦です
このブログは8/5〜2,3週間ほど、杉浦、足首手術入院のため、お休みを頂く予定です
別れ
昨日は水道橋に入院前、最後となる出社をしました。生徒達に休み時間、終わり頃に挨拶をしました。
「みんな、チョット聞いてもらえるかなぁ!?」
〜シーン〜 (改まって、みんなの前であまりはなさないので)
「8/5日から2,3週間ほど入院するので、もう君らとは9月以降じゃないと会えないって思って、挨拶します」
「エッ、入院、大丈夫ですかぁあぁ?」見た目、元気そうなので、驚き。
「足首が悪くなって、手術する事になったんだ。まぁ、小さい頃から捻挫ばかりしていて、骨が変形してしまったらしい。今はチョット、歩く度に痛いんだ。ドクターの話だと、人生100年時代のなので、今、体力のあるうちに治した方がいいと言われ、決断したんだ。だけど、今の医者ってさぁ。麻酔する時も同意書を求め、100万人に一人の割合で死ぬこともありますからといった内容のものを数枚書かせられるんだ。簡単な手術でも、ヤバイって思ってしまうわけ。大した事ないけど。まぁそんなわけで、しばらく会えないけど、夏はレジャーなどで水の事故で死ぬこともあるから、くれぐれも気をつけて、9月以降、また、みんなと会うのを楽しみにしているよ! じゃ、元気でね」と。
「みんなで、お見舞いに行こうぜ」と男子生徒が言ってくれました。
すかさず、スタッフ 大倉が「お前ら、口うまくなったなぁぁ」って言っていました。
教室を出て、生徒達それぞれ、一人一人顔を思い浮かべ、先ほどの別れの挨拶の情景を思い浮かべていました。
ここに、親に連れられて、嫌々来た不登校・ひきこもっいた子達はどうでしょう。
今は私の事を心配して、お見舞いに来てくれると言ってくれるようになりました。
ひきこもり相談は10年以上の経験が必要
毎週、職員会議をしています。
主な内容は
問題ある、在籍生徒の対応の仕方
不登校・高校中退・ひきこもりの相談対応
スタッフ 竹村、大倉は学生インターンから当会に来て、5年以上、この仕事をやっておりますので、現場としてはベテランの域にあります。
中学・高校の学習指導であれば、普通の大学生であれば、勉強を教えられますよね。
では、不登校・高校中退の対応はどうでしょうか?
学校へ行かない子の気持ちを理解してあげ、信頼関係を構築しないと、勉強どころではないのです。こうした事を学ぶには最低、2年はかかると思います。
さらに、不登校の子どもの気持ちを理解するだけではなく、高校卒業までの進路をキチンと明示してあげないと、親も子も挫折感から脱け出す事ができません。
例
不登校中学生(発達障害、起立性調節等の障害を含む)高校進学・進路選択
全日制、定時制、通信制高校の仕組み、単位の認定、高校卒業資格取得に向けた案内
日本で生きづらい子に対する、海外留学案内など
どうです?! 結構あるでしょ。これをただ、座学で学んでも身につくはずがありません。
実際の生徒と共に実践し、学びはじめて、身につくものです。
では、ひきこもりの対応ははどう思いますか?
不登校・高校中退の対応に加えて、家庭環境、保護者、母親だけではなく、父親を含めて、同居の家族とひきこもっている、関係性を考えて、対応しないと中々、上手くいかないのです。
学ぶには10年以上の経験が必要です。
何故でしょうか?
不登校中学生・高校中退者の対応して後、社会に貢献できる人材になっているかどうか? 確認して、
その時の対応が良かったのか? 悪かったのか? また、ご家族はその後、ハッピーになっているのか反芻する必要があります。
だからこそ、10年以上の経験が必要なのです。
高卒支援会へ通う生徒たちの声
ひきこもってほとんど部屋から出なくなった自分の人生が変わりました(中3)
前の学校でのトラウマを忘れさせてくれるくらいアットホームで最高です(高1)
ここに入って、人間不信に陥ってたのが少しずつ治りました(高2)
1年前までずっと寝てるだけの生活だったのに、最近では毎日教室に通って課題を進めることが出来ています(高2)
あのまま家で1人で過ごす日々が続いていたと思うと、少し怖いです(高3)
他校の友達にも「最近元気になったね」と言われるくらい、本来の自分に戻れたなと感じます(高3)
30年以上の不登校・高校中退・ひきこもり支援方法を本にまとめました。
「不登校・ひきこもりの9割は治せる」光文社 出版 杉浦孝宣著
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