こんにちは、高卒支援会スタッフの鬼頭です。
本日は「生活習慣の指導」についてお話しします！
本題に入る前にお知らせをさせてください。
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現在、高卒支援会では女子生徒の相談増加に伴い、女性インターンを特に募集しています！
教育に興味がある方もそうでない方も募集しておりますので、興味のある方は下記の電話番号かメールアドレスまでお気軽にご連絡ください15
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不登校には生活習慣の指導が必要です
今まで不登校状態だった生徒だと、やはり夜しっかり寝て朝早く起きるという生活をいきなりしろと言っても難しいものです。
当会はミッションとして
「子供たちが規則正しい生活をし、自信を持ち自律し社会に貢献する未来を実現します。」
を掲げており、生活習慣を整えることを非常に大切にしております。
それは、規則正しい生活こそが不登校・引きこもりを治すための重要な最初のステップだからです。
しかし、今まで不登校状態だった生徒だと、やはり夜しっかり寝て朝早く起きるという生活をいきなりしろと言っても難しいものです。
そこで我々は規則正しい生活を送らせるために、いろいろな手段を使います。
その中の一つとして行っているのが、今週から書かせていただいている職員の家でのホームステイです。
朝だけではなく、朝～夜の生活リズムを整える
ホームステイでどんなふうに生活リズムを整えていくか、今回は中学生のIくんを1週間ホームステイさせた時の指導の様子を踏まえてご説明します。
6:00 起床
おそらく普通に学校に通っている子でも早い時間かと思いますが、夜早く寝てもらうためにこの時間から起きてもらいます。
なのでさすがに眠いのか、起きた後も写真のように少し布団の上で座ってぼーっとしていました。
この後お互いに何とか起きて一緒に朝ご飯を食べて、教室に行く支度をします。
7：30 教室へ出発
二人で教室に向かいます。
体を動かすのと、会話をしながら教室に向かうため、この辺から生徒の意識もしっかりしてきます。
9:30 通常通りに教室で勉強、部活
英検も近いのでしっかりと英検の指導を受けて勉強します。
17：00 帰宅
授業や個別指導も終わり、帰宅します。
Iくんには基本食事の用意を担当してもらいます。
予算を一人1食500円として、買い物をしながら帰宅します。
18：30 帰宅 調理開始
家に着いたら手を洗い、すぐに調理に取り掛かってもらいます。
家に帰って一息つく前に、家庭での役割をしっかりと果たしてもらいます。
一度ゆっくりしてしまうと、やはり再び行動しだすのが困難になってしまうので、ゆっくりする前に作ってもらいます。
ここで、「家に帰ったらまずやることをやる」というリズムを作ります。
19：00 夕食
そして、作ってもらったご飯を家族全員で食べます。
この日のメニューは豚肉のキムチ炒め。みんなから「おいしいよ」と言われてうれしそうなIくん。
自分の家庭の役割に自信を持ってもらえた様子でした。
20:00 勉強
ご飯を食べて一息ついたら勉強の時間です。
家に帰ってからもホームステイ中は毎日1時間は勉強をしてもらいます。
決まったルーティンを作って、とにかくリズムを作ってもらいます。
これも夜、スタッフがいるからこそできる指導です。
21:00 自由時間＆入浴
やるべきことが終わったら、自由時間。この時間になり、やっと一息付けたIくん。
就寝の準備もこの時間にしてもらいます。
23:00 就寝
いつもと同じくらいの時間の就寝ですが、やはり少し疲れている様子。
私と近い場所で寝ているので、少し話したらお互いに寝てしまいます。
これで平日の1日は終了です。
社会に出ても通用する生活リズムを
私が今回のホームステイで意識したのが、「一人暮らしになっても大丈夫な生活リズムを身に着けること」です。
朝起きていくべき場所に行き、家に帰ってからも明日の準備ややるべきことをやってもらう。
まだ中学生のIくんですが、大学受験を考えるなら家に帰っても勉強することを意識してもらいたいと思いながら指導しました。
家に帰っても、引き続き教室では会えるので、またしっかりと学習習慣のチェックは行っていきたいと思っています。
高卒支援会ではこのような生活リズムを作る密着指導を行っておりますので、興味のある方は是非お問い合わせください！