春休み明けは不登校になりやすい 理由TOP3

世田谷区要保護児童支援協議会 構成員 渋谷区フォロースタッフ(訪問員) 根本です。

世田谷区・千代田区・新宿区など不登校 引きこもり 中学生 高校生の相談を承っております。

今回は、「春休み明けは不登校になりやすい 理由TOP3というテーマでお話したいと思います! 本題に入る前にお知らせをさせてください。

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不登校は放置してもいいのか【不登校相談SOS#18】

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みなさん、こんにちは 高卒支援会 スタッフ 根本です。

今回は何故、不登校が春休み明けに起こりやすいのか、年間450件以上の相談を元に理由と保護者がやることべきことをお伝えしていきます。

春休み明けは不登校になりやすい 理由TOP3

生活リズムを戻せない

休みの間は、中学生・高校生の一日の大半を占める学校生活がなくなり、生活リズムが大きく変わります。一度、楽なほうに変わった生活リズムを直すには自律できるかに関わっていきます。特に、最近多いのがゲームをしていたり動画を遅くまで見ていて夜更かしをしたことで「夜に眠れない」「朝起きられない」ことで登校できなくなる場合が一番原因で多いです。

教室に馴染めない

新しい学年になり、新しい教室や中学生の場合は高校生になり新しい人達と学校生活が始まります。上手く周りと仲良くなれば良いのですが、上手くクラスに馴染めなかったり、行きたかった学校ではなく、行く気が起きないといった場合に教室に馴染めなく不登校になる子が多いです。

勉強に追いつけない

春休み明けすぐに起こるというよりかは1~2週間程度経ってから起こることが多い理由です。
学年が上がり、勉強のレベルが上がったことでついていけなくなったり、担当の先生が変わったことで勉強がわからなくなったことから不登校になることが多いです。
この理由の危険なところは、一度この状況になると生活リズムも変わっていくので1つ目の理由と複合してしまいどんどん悪化していまうという点です。

休み明けの不登校になるサインを見逃さないようにしよう

休み明けに不登校になってしまいそうな時、本人は休み中や休み明けに、次のような予兆・サインを見せることがあります。保護者は見逃さないように注意しましょう。

『休み中』

ゲームなどに没頭して外出を嫌がる
外出したり、人に会ったりするのを嫌がる。家の中でゲームや動画に没頭している場合は、何か現実に目を背けたいほどつらいことがあるために、依存先をゲームにしている可能性が高いです。

生活リズムが大きく乱れている
先ほども挙げたゲームなどへの没頭から昼夜逆転など、生活リズムがひどく乱れることもあります。

宿題をやらない
学校への抵抗感から、宿題をやっていない可能性もあります。

『休み明け』

体の不調
朝、登校時間が近づくと、腹痛や頭痛を訴えるようになることがあります。

生活リズムが戻らない
学校が始まってもなかなか生活リズムを元に戻せず、夜更かしをしていたり、朝起きられなくなったりしているのは、学校へ行きたくない想いの現れである場合があります。

家族と話をしなくなる
自室に閉じこもってしまったり、ずっと寝て、物理的に家族と関わらないようにする場合や、親と会話をしないようになるということが非常に多いです。

不登校の兆候に対して、休み明けに保護者ができること

もし、これらのサインが見られたら、保護者は次のような対処を心掛けてみてください

不登校の原因を探る

「なぜ学校に行きたくないのか」「どうして、学校生活に支障が出るほど夜更かしをしてゲームに没頭しているのか」と直接聞いても、子どもは自分から話してくれないことも多々あります。その場合にも、焦らず、子どもの普段の様子をよく観察し、ちょっとした声にも耳を傾けるようにしてみましょう。

その際には、無理して登校しようとしているところはないか、つらいこと、嫌だと感じていることはないかといった点に注意してみてください。不登校になりそうな原因やきっかけが少しでもわかれば、さらに次の対処も見えやすくなります。

長引きそうなら、早期に相談する

休み明けからしばらく経っても、本人の調子があまりよくなく、本格的に不登校になりそうな場合は、学校・外部機関も含めて、まずは相談しましょう。

大事なのは早期に相談することです。

不登校は長引けば長引くほど改善する時間が延びます。早めに相談するように心がけましょう。

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