杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
都内の治安がここ10年でかなり悪化したといわれている。
私たちのキャンパス、板橋でも、自転車かごからのバックのひったくりなどが、
後を絶たない。
こうした犯罪のほとんどが、15才からのティーンエイジャーといわれている。
都の説明によると、鑑別所、少年院の出所者の多くの子供が高卒の資格を希望しているが、
受け入れる教育機関が無く、困って私の所に連絡が来た。
聞けば、そのような子供達に対しての保護司、保護観察所と私たちのような教育機関の連携が、
今までなされて無く、また、昨今の犯罪率激化により、都も”なんとかしなきゃ”と思っているようだ。
今までにそのような子を3人(男2人、女1人)ほど受け入れ、男子二人は、高卒に導くことが出来た。
成功した二人は、妙に姿勢が良く、私たちスタッフが掃除をしていると積極的に
手伝ってくれる良い奴だった。 彼らに聞いたら、正座の時間、掃除などで厳しく
しつけられたらしい。
女の子は、高校に入学させたが、直ぐに辞めてしまい、親から、あきらめの電話があり、その後、音信不通。
3人のうち2人しかうまくいかなかったけど、私たちの教育理念は”過去を問わない”だ。
少年院、鑑別所からの出所者の中には、本当に反省し、社会に適応しようというこどもが
ほとんどだと思う。 受け入れうる環境があれば、成功する人もいるはずだ。
このことについて、お役に立てるものがあれば、受け入れたいと思っている。