杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
不登校・高校中退・ひきこもり指導歴30年以上
通信制高校サポート校・フリースクール@東京都千代田区(水道橋)、新宿区(新宿エルタワー)、豊島区(池袋)、神奈川県 横浜市(横浜)運営
当会は引きこもり支援がウリのフリースクール・通信制高校サポート校です。3年間40件の引きこもり 成功率90%以上
朝日新聞 GAME クロス 記事掲載
不登校・高校中退・引きこもりでお悩みの方、世田谷区要保護児童支援協議会、渋谷区フォロースタッフ~子どもの心サポート事業登録
好きな事をみつけろ
昨日は 高卒支援会の生徒達と埼玉県長瀞(ながとろ)でラフティング、BBQの引率に行きました。
参加全員 21名。 1名 遅刻して、乗り過ごし、不参加←不登校・高校中退・引きこもりの子は日常茶飯事なんです。
午前中、ラフティングを楽しみ、着替えて
13:30頃からBBQでした。ここからはそれぞれ、卓を囲んで食べるのですが、私はいつもながら、私は新入生、あまり、打ち解けない子の卓に行きます。
私の卓には 今日の幹事役 H君。S君、学生インターン小柴君と私。
H君、S君ともに8月〜9月に転入してきた、高校1年生
先ずはH君に「今日は素晴らしい企画だったなぁ」
H君 「入って、直ぐにイベント企画を立てろって、無茶ぶられちゃいましたが」笑
私「良かったろ!」
当会は新入生にいきなり、イベント企画を立ててもらう事により、親しくなる、期間を短縮するのです。
「で、君は何でうちに来たんだ?」
「○○中高一貫校で数学がわからなくなり、成績がドンドン下がって、辞めたいと思って、相談に来たら、雰囲気が気に入り、入りました」
「○○は結構な進学校じゃないか?! 数学って、納得しないとできないものだから、ドンドン、先に進められて、ペースがあわなくなったんだ?!」
「そう、そう、そおおなんんです!! 納得できないとそこで、考えちゃうんです。それが敗因でした」
「いいんだよ。それで、それが、数学が伸びるコツだよ。納得いかなければ、立ち止まり、考え抜くが! 」
「簡単な所から、何故やらないとさんざん怒られましたが、」
「言わせておけば、いいじゃん、数学がグーンと伸びる奴って、定理とか、公式を疑い、そもそも、なんでなんだって、いう奴が最終的には伸びている、君も後になって、グーンと伸びるタイプだな。それで、数学はリベンジするの?」
「はい、数学ⅡBで躓いたので、今、塾に行って、数Ⅰをやり直してます。」
「いいぞ。その調子だ」
「でも、僕、勉強嫌だから、文系行こうと思います」
「まぁ、文系、理系って、決めるのは早いよ。数学をチョットやれば、データ解析という、職種に就くことができる。この仕事は今後、数年間、人材が足りないとなっており、今は 年収2000万以上で募集があるよ。単に、文系っていうだけだと、喰いぱくれる時代が来ているよ。」
S君が
「そもそも、やりたい事がわからない場合、何をしたら良いのでしょう?」
私
「高1の間は やりたい事を色々な体験を通じて、探す事だよ。今日みたいなイベントに参加する事だって、楽しかったというだけではなく、色々なヒントがあると思う。あと、アルバイトはやった方がいい、金銭感覚が身に付くからね。プラス、僕からのオススメは 図書館に週1、30分以上行って、興味のない書棚からも一冊、手にとって、パラパラめくる。繰り返すうちに、自分の興味というのが特定の書棚にある事に気付くかもしれない。とりあえず、いいと思ったことをやってみることだ」
小柴
「好きな事を見つけ、やれれば、いいじゃん」
私
「学生時代は好きな事を探す、時期かもね。ただし、さっき言った、時代の潮流というのは考えた方がいい、なんとなくの文系に行くのなら、数学しっかりやって、データサイエンスの道を試行するとか、あと、10年もすれば、中国がGDP世界1となる、今は何故か、仮想敵国のように日本は振る舞っているが、ナンバーワンとアメリカがナンバー2に挟まれた、日本は地政学的に有利な位置にあるわけだから、中国語を習う事も英語を学ぶと同じくらい、重要性が高まる気がする。こうした、時代の前提を高校では学びつつ、好きな物を探すということだろうなぁ」