杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
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NPO法人高卒支援会の杉浦です。
資格取ったって、メシ食えないよ
スタッフ 竹村、Atsushiと昼食MTGをしていました。
杉浦 「Atsushi、簿記の資格試験受講しないのか?」
A 「レックさんの簿記の日程が合わないので、来年から受けて、取ろうと思います」
竹 「本当に取りたいと、思っているのか? 本当にやりたいのはプログラミングじゃないの?」
A 「それもそうですけど、先ずは簿記をやります。」
杉 「1つ、1つ、取っていくのはいいけど、資格とはなにか、キチンと現状をみろよ。まず、資格、資格と言っている奴に限って、自信のない奴が多いんだ、だから、社会人になって、名刺の裏にあれもこれもって、書いている奴はダメだね。自分に自信のない奴が多いよ。」
竹 「代表が言っているのは、たとえ、簿記3級を取ろうが、実際には役に立たない事が多く、実践を通して、資格を取れっていう事だよ。資格を目標にするのではなく、取った後、どのように活かすかを考えろって事だよ」
杉 「その通り、後、今後、プログラミング言語も勉強しようとしているみたいだから、言っておくけど、先ずはキチンと基礎を勉強しろよ。オレが40年前、ロスの大学に行ったときは、最初にフローチャートの基礎をやり、今じゃ、ばかばかしいけど、モナリザの絵をドットで表現したり、2000年までのカレンダーを作る、プログラミング(Basic)を作らされた、体育館くらいの大きな部屋にテープレコーダーの大きいのが並んでいて、動き出すと、猛烈な音で、プリントアウトされたんだ、ま、こんな光景、昔の映画でしか、みることはないだろうけど、その時の基礎があるから、windowsだろうが、アップルだろうが、wordpressなんか、ド〜〜ント来いっていう、妙な自信があるから、今朝もhpの更新ボタンを押して、トンでもないことをしてしまったわけだ」
竹 「勘弁して下さいよ。HPの更新はむやみにやらないようにお願いします。」
杉 「お前、こういう、基礎は前の辞めた学校で習わなかったのか?」
A 「はい、習わず、辞めてしまって、」
竹 「そんなのどうでもいいじゃないの、優秀なプログラマーって、独学が多いから、もし、勉強したいなら、自分でやれば、いいじゃん」
Atsushi、困惑顔
杉 「竹村が言いたいのは、本当に勉強したいなら、学校がどうのこうのって、言ってるんじゃなくて、自分でとっとと調べて、そういう学校があれば、よし、なければ、この本とあの本が必要だから、経費で買って下さいとかヤレって言うことだよ。お前は本質的には勉強が好きじゃないと思うよ。資格を取るとか、学校に行くとか、受動的じゃない! 本当に勉強したければ、自分で調べるべきだと思うよ。ただし、目的と目標を忘れずに行動する事だ、今後、我が国はAI,Iot化に伴い、100万人以上のプログラマーが必要とされ、インド人等にたりない部分を補ってもらっているんだよ。だから、あっちこっちにインド料理屋があるだろ。お前も含め、不登校・引きこもりの子はネットやゲームが好きだろ、そういった子達のタメにお前はプログラミング言語を学び、生徒たちに教え、就活に役立てるようにすることだろ。」
大学受験
水道橋校は2教室展開しており、片方は静かに集中して、大学受験に向けて勉強しています。目的と目標が明確な子もいれば、ただ、なんとなく、勉強している子もいます。
杉 「医学部受験がんばっているなぁ」
生徒K 「はぁ、センターも近いッスし、たとえ、来年落ちても、自衛隊の医官になりたいので頑張ります」
杉 「ウッチー、頑張っているなぁ」
ウッチー 「はい、受験勉強は嫌ですが、将来、やりたい事が志望校しかないので、頑張っています」
杉 「そうか! いいことだよ。まぁ、オレもそうだけど、オレのこの仕事もコレしかやれるものがないから、こうして、30年以上もやっているんだ」
女子生徒から 「素晴らしいじゃないっすか! 私も大学には行きたいと思って、こうして勉強していますが、特に将来、何を?と決まっていません」
杉 「高校時代というのは将来、何をやるのか? 様々な体験を通じて、見つける時期なんだよ。探すという気持ちで、色々やってみなよ、最終的には大学には卒業後何をするのか? 決めていった方がいいよ。アッチの先輩は医学部に行き、医者になるという明確な目的と目標があるからこそ、受験勉強で頑張られるんだから」
「あ〜、そう言われれば、更に迷っちゃうなぁ」