杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
皆さん お早うございます。
今日は児童養護施設に在籍しているT君の話をしたいです。 彼は中学3年から当会に通ってました。 公立中学では陸上クラブに属して、筋トレマニアで、非常にまじめです。現在は高校一年生です。高校合格後、制度上の理由で塾をいったん辞めましたが、「勉強したい」と。再入会。
【再会】
私「Happy New Year、MR.T How are you?」
T「お久しぶりです。Fine,thank you And you!」
私「高校生活はエンジョイしているの?」
T「お陰様で、毎日、楽しく過ごしてます。」
私「今度は何の目的で塾に通うの?」
T「将来、フランス料理のシェフになりたいんです。そのために英語や数学もチョット勉強しようと思って」
私 「フランス料理って、高い教養も必要だからね。相変わらず、君の向上心は高いね。できる限り、応援するよ」
【児童養護施設の教育補助】
以前、児童養護施設のスーパーバイザーから「中学3年までの塾代は出るが、高校生以上は原則出ない」と。そういった理由もあり、T君は塾を辞めましたが、彼の強い意志で、復活したわけです。
又、高校進学、高校中退してしまうと、児童養護施設から出されてしまう過酷な環境は何とかならないものでしょうか?
【児童養護施設間の格差】
施設も都立or 民間で運営されているものなど、様々です。高校進学に関しても、公立高校しか進学できないといった施設もありますし、何とかやりくりして、私立高校への進学もさせているところもあります。スタッフも経験豊かな方であれば、前述のような教育補助を申請してくれますが、経験が浅ければ、そもそも、教育の補助が出るということもわかってない方もいらっしゃるようです。