杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
今日、授業で中3のK君といろいろと話す機会があった。
中1から中学校に行っていないこと、これから、新宿山吹を目指すことなどだ。
彼は、4月くらいからうちに通っているが、”不登校ではない。”
毎日欠かさず、登校してくる。
「なぜ、学校に行かないの?」と聞くと 「団体行動が取れない。」 「体育が嫌だ。」
「音楽鑑賞会を参加するのがだるい。」 「朝、起きるのが苦手」等。
一方では、趣味のためなら、”朝早く起きれる。” ”塾のイベントは積極的に参加する。”
といった彼の様子からは、”不登校”と片付けるのは単純すぎるかもしれない。
私だって中学のころ嫌な事があった。 それは、マラソンだ。
11月くらいになるとやる事がないかのように、学校の周りを走らされた。
「何のために走るのだろうか?」 嫌でも走らないと、けりや拳骨が飛んできた、
それを彼に言ったところ、 「そうそう、そういったところが嫌なところですよ。」
等と、妙に共感してもらった。
僕らのころより体罰は減ったかもしれないが、一方的に押し付ける教育に限界を感じる。