杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
不登校中高一貫校 高校進学でお悩みの方＠東京都新宿エルタワー･水道橋
NPO法人高卒支援会の杉浦孝宣です. 30年以上、不登校塾・通信制高校サポート校 フリースクール＠東京都水道橋･新宿エルタワーで①規則正しい生活＞②自信をつける自律＞③社会に貢献できる 3つのステップで不登校中高一貫校・高校中退･引きこもり中学・高校生達の立ち直りの相談、支援しています
1万人超の不登校中高一貫校・引きこもり中学生の立ち直らせた実例「不登校･ひきこもりの9割は治せる」光文社 出版 詳細はコチラ Amazonはコチラ杉浦孝宣著。
11月23日 大野勢太郎の楽園ラジオ〜パワー全開!!
コーナー「勢太郎の人生劇場」（12時55分〜13時30分） 当会、代表 杉浦孝宣 ラジオにて、「引きこもり8050問題の原因と対策を語る」
私立中高一貫校で不登校 行くところない
東京都内で私立中高一貫校で中学不登校に陥ると、行くところがないという問題にぶち当たります。
公立校で不登校になると、適応指導教室、教育支援センターというところ、公教育の不登校学校に行くように指導されますが、元々、学校が嫌だった子なので、利用率は少ないと聞いています。
一方、私立中高一貫校で不登校になると、こうした指導を学校側から受ける事は少ないので、利用できないもしくはプライドがあり、今更、公立に行く事は絶対しないとなるのです。
つまり、私立中高一貫校で不登校になると、行くところがないとなります。
長期不登校、引きこもり傾向があるにもかかわらず、親子共々、復学希望で相談にこちらに来ますが。復学した子は10〜20％。
中学から高校に上がる際に転校を決断しないと、大変な事になるのです。
私立中高一貫校の中には仮進級という言葉があり、本来、中学校で不登校だった子、成績不振の子を仮に内部進学させるという、苦肉の策です。
こうした場合、親が半狂乱になり、進級を訴えるそうです。
私立中高一貫校の先生は「高校に上がったら、一日も休みなく、キチンと通学という条件で進級です」と。
中学不登校は在籍オッケーですが、高校不登校は単位不足に陥りますので、高校中退となるのです。
最悪例は今年の5月
練馬で起こった、元農水省事務次官の引きこもり殺人事件
殺された息子、 私立中高一貫校の駒場東邦でいじめにより、中学2年から不登校だったそうです。いじめによる、不登校としても高校は出席しないと、単位取れませんから
では、どうすればいいでしょうか？
仮進級はダメ
不登校で休んでいても、学力があれば、復学できます。2年前、当会に相談に来ました。元々、数学が全国レベル、他はダメでしたが、今は立派に復帰しています。
こうした例を除けば、
私立中高一貫校で不登校の場合、転校を勧めます。
以前は都立新宿山吹高校の定時制をすすめましたが、3年前より、内申重視となりました。不登校の子で内申が無い子はせいぜい、普通科Ⅳ部。夜学です。
かつて進学実績が高いのは普通科1部、Ⅱ部ですから。
今は通信制高校サポート校や海外留学をおすすめします。ここ、東京都はいくらでも選択肢はあります。
ダメなのは決断しないで、なし崩し的に仮進級としてしまうことです！
元新宿山吹の副校長先生から拙著の書評を頂きました。
通信制高校ならリベンジができる
進路先はお子さんの生活習慣によって、決めるのも判断基準の一つでしょう。6ヶ月以上の長期不登校の場合、生活が乱れている場合が多く、上述の新宿山吹どころではないのです。厚労省の定義では引きこもりです。
新宿山吹の定時制は通学を基本としていますから。 生活習慣が乱れているのであれば、出席マストの全日制や定時制は進路先から省かないと行けません。
となると
通信制高校でしょう。ただし、通信制高校もサポート校なしですと、生活習慣の改善が見込めないので、サポート校付きの通信制高校がよいと思います。高校卒業まで、生活改善を改善すれば、リベンジはいくらでもできますから。
よくありがちですが、生活習慣が乱れているにもかかわらず、今までの不登校を取り戻そうと、家庭教師、予備校などで学力をつける事に重点を置く、保護者は多いのですが、
先ほどの仮進級と変わらない位、負けパターンです！ 家庭教師に来てもらって、お子さんの生活習慣を改善するのでしょうか？
①規則正しい生活＞②自信をつける自律＞③社会に貢献できる 3つのステップで30年以上実践してきました。