大学生インターンによる支援 訪問から教室に来れるようになるまで

『不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から』

不登校・引きこもりでお悩みの方へ。現場から引きこもりを脱するアプローチ方法が記載されています!

PTA会長のNOTE

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家に引きこもりがちだった女子生徒Nちゃんが新宿教室に登校するようになった経緯

はじめまして。大学生インターンのおりです。

私は元々NPO法人高卒支援会の生徒(卒業生)で2年前に高校を卒業し今はOGとしてNPO法人高卒支援会の大学生インターンとして週1~2回くらいのペースで子どもたちのサポートをしています。

今回は家に引きこもりがちだった女子生徒Nちゃんが新宿教室に登校するようになった経緯について書いていきます。

私とNちゃんが初めて出会ったのは一昨年の冬頃でした。

当時は中学2年生で不登校期間が1年以上続いており、部屋で引きこもっている状況でした。

女の子ということもあり、私が職員の根本先生と一緒に訪問に行くことになったのです。

初めて訪問に行ったときは、ドア越しでしか話してくれなかったのですが、何回も訪問に行くうちに少しずつドアの隙間から顔を見せてくれるようになり、初めて訪問に行ってから二か月ほど経った頃自分の部屋から出てきてくれました。

そこからは、外に出る練習として一緒にNちゃんが好きなアニメのポップアップストアや、駄菓子屋に行きました。

Nちゃんの家で一緒にゲームをしている時に、そろそろフリースクールに通わないかと誘ってみました。

渋々ですが、おりさんがいるなら…と不定期に水道橋教室に通うようになりました。

水道橋教室は自宅から少し遠いのと勉強に集中したいという理由から今年の二月頃からは、新宿教室に通うようになりました。

最初は私と職員の根本先生としか会話が出来ず、他の職員やインターン、生徒と話すときは私を経由しての会話をしていたのですが、登校をしていくうちに打ち解けていき一緒にトランプゲームをするようになりました。

新宿教室への週2回登校が出来るようになったので、これから少しずつ登校の日数を増やして毎日登校ができるようになればいいなと思います。

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