『不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から』ひきこもりから立ち直るまでの軌跡。ひきこもりから通信制高校サポート校での卒業をサポート!
みなさんこんにちは スタッフの根本です。
今回は高校留年してしまったらどうするか、についてです。
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高校留年後、最初に考えるべきこと
高校留年が決まった時、まず最初に考えるべきことは
「この学校でもう一度同じ学年を過ごす」のか、「その学校を辞める」のか「別の学校に転校する」のかです。
留年という事実自体がとても重く、深い挫折感に感じられると思います。その上、後輩と同級生になるということはプライドもかなり傷つくことでしょう。
高校留年したので学校を辞める決断をするべきか?
よくある相談として「学校は辞めたほうがいいですか?」というものがあります。
高校留年が確定した時の選択肢としては留年をするか転校するか退学するかどれかを選択しなければいけません。
どの選択を取るかは後悔しないようにその後どうしたいかを考えて選択しましょう。
学校を辞めた後、どうするか
「その学校を辞めたあとどうするのか」について
まずは単位をどれくらい取得することが出来るのか確認する必要があります。
もし単位をいくつか取っていれば通信制高校に籍を移して、遅れずに卒業することも可能です。
また高校には籍を置かずに「高卒認定試験」の取得を目指して勉強するという方法もありますが、世の中では高卒認定は高校卒業同等の資格という立ち位置として認識されていることが多く、
高校卒業の資格というよりかは、大学や専門学校と行った進路に進むための免許を取るといったイメージを持っていただくとわかりやすいと思います。
退学を選択する子は、新しく高校に入り直しやり直すという気持ちが強いと思います。
デメリットとしては試験を受け直さないといけない、学年が遅れてしまうという点でしょう。
過去相談者の中には3年間所属していた学校を一度辞め、入り直すための試験を受けるも、筆記試験は満点でしたが、受験校に落ちたという子もいます。
学校によってはそもそも年齢がいき過ぎると受け入れてもらえない可能性もあるという現実もあります。
どの選択を選ぶにしろ、「自分が高校を辞めてどうしたいのか」について自分の中で明確な答えを持っておかないと、中々前に進めなくなってしまいます。
もし取得単位数が多くて、卒業までに必要な単位数が少ないのであれば、新たな高校に入り直すよりも、高卒認定試験で足りない単位分だけ受験して高校卒業資格を得る方が経済的にも時間的にも得かも知れません。
このように、高校を辞める決断をしたのであれば、今現在の自分の取得単位数をしっかり把握し、それに合わせて次に進むべき道を見つけていく必要があります。
先のことを考えずに、自分が高校を辞めてどうしたいのかをしっかり考えることなしに学校を辞めてしまっては、それこそ後悔が増えるだけの結果を招きかねません。
冷静になってしっかり進路を決める必要があります。
高校退学後のリスタートとして通信制高校はどうか?
高校退学、中退後にまたもう一度高校生として、環境を変えてリスタートを切りたいと考えている人には「通信制高校」という選択肢をおすすめします。
学校を辞めるという決断に至ったということは、何かしら前籍校に対して不満があったり、学校という環境に馴染めないといった背景が存在していたのではないかと察します。
「学校という場所には馴染めないけれど、高校生ではいたい」と思うのであれば、週1回~週5回登校ペースを決められる通信制高校サポート校で登校の練習をするのもありです。
しばらくアルバイトを通して社会の一員としての自分というものを体感するのもありです
一旦アルバイトなどで社会の一員として働いてみるのもありだと思います。
学校に行けなくても、アルバイトなどで自分でお金を稼いでいける能力があるのであれば、休学などして試してみるのもありです。
学校という場所に疲れてしまったのであれば、自分探しではないですが、アルバイトやボランティア活動などを通して、学生以外ので自分というものを知ってみるのもいい経験になると思います。
アルバイトで自分でお金を稼ぐという経験は、きっと成功体験に繋がると思いますし、自分に自信が持てるようになると思います。
またボランティア活動なども、お金をもらわずに気持ちで誰かの為に行動するという経験によって得られる大きなものがあります。
誰かに言われる「ありがとう」の言葉にとても救われ、「自分はこれでいいんだ、このままの自分でも人の役に立ててるんだ」と実感し自己肯定感の向上に繋がることもあります。
アルバイトやボランティア活動といったことの中には「勉強だけ」では学べないことがたくさんあります。そしてそれらの経験は、きっとあなたにとって貴重なものになると思います。
【高校不登校】留年が確定した際に考えること、悩むべきこと
「留年」という事実はきっと大きな挫折感や劣等感を招いてしまうでしょう。
でもその負の感情は、これからどう生きていくか次第でいくらでもポジティブな感情、過去に変えていけるのです。
ですから「留年」という現実を突き付けられた時に、そう悲観しすぎる必要はありません。
人生には色んな選択肢が用意されているものです。何も道は一つだけではないのです。
ちゃんと前に進めるのであれば。もしかしたらいつか過去を振り返る時が来た時に「あの時、留年という挫折を経験してきて良かったな」と思えているかも知れません。
もし、留年でお困りの方、ぜひご相談お待ちしております。
引きこもりから学生寮での立ち直り 3月保護者会
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