引きこもり 不登校 支援ブログ 〜高校既卒者 Hくんの場合 ③ 本人とどう接するか?part1〜

引きこもり中学生・高校生、既卒者の訪問支援@東京都水道橋,新宿エルタワーNPO法人高卒支援会の大倉です。引きこもり中学生・不登校で引きこもり傾向の家庭訪問をして、9割連れ出しに成功しています。1万人超の引きこもり中学生・不登校中学生の立ち直らせた実例「不登校・ひきこもりの9割は治せる」光文社 出版 詳細はコチラ Amazonはコチラ著者杉浦指導の下、引きこもり中学生はお任せ下さい

 

保護者・相談会・講演会のお知らせ

10月11日 @飯田橋ポランティアセンター
当会の在籍者は半数以上が長期、不登校、6ヶ月以上のひきこもりを経験している子達ですが、マイクロソフトでプレゼンテーションができる様になりました。
生徒達の成長をご覧下さい。また、個別相談会も実施されます。お悩み方、是非お申し込みください。

11月9日
高校進路相談@レック東京リーガルマインド水道橋本校
発達障害の専門家 日野公三先生とトークショー

★午後は保護者登壇のトークショウ、個別相談会、学校説明会を実施致します。

不登校・引きこもり訪問支援

皆さんこんにちは!

「中学生ひきこもり事例 カイトくん(S君) 訪問支援担当」の大倉です!

最近は、〜不登校・引きこもり訪問支援ブログ高校既卒者 Hくんの場合〜を中心にブログを書いています。

高校既卒者 Hくんの場合①

高校既卒者 Hくんの場合②はこちらからご覧ください!

9月25日(水)の毎日新聞の記事に、東京都で行われたひきこもり支援への議論に関する記事が掲載されていました。

一部抜粋しますと、
今までは担当が青少年の非行対策などを所管する旧「青少年・治安対策本部」であったのを、「福祉保健局」に移し、中高年のひきこもりや家族への対応を強化するというものです。

中学生〜20歳前後までの引きこもり問題に対応している身としては、中高年の引きこもり問題が大きく取りざたされ、早い段階での対応を行い、「未然に防ぐ」という視点があまり見られないのが残念です。

また、「高校既卒者」のひきこもり問題に関しては、大倉も高校卒業後、引きこもった経験があるので、自分の力だけで抜け出す難しさを知っているだけに、早めの対応を推奨しています。

訪問支援での本人への接し方

前回のブログでは、無事自己紹介を済ませ、本人と会話し、次に繋げることが出来るところまでを書きました。

そこから本人とどのような会話をしていくか?が今日のブログのメインになります。

前回ではあくまで表面上の自己紹介でしたが、2回目以降、最初は、もう少し深く自分(相談員)のことを紹介していきます。

好きなもの、趣味、今気になっていることなどに始まり、なぜ今自分がこういう仕事をしているか?どんな気持ちで来ているか?などです。

え??・・・・・・

まだ本人色々聞かなくていいの?

と思われるかもしれませんが、はっきり言って、本人は高卒支援会に相談がくるまで、色々な人に根掘り葉掘り色々と聞かれていることが多く、質問されるということ自体に億劫になっていることがあります。
また、少しでも自分に興味を持ってもらえないと中々話を聞いてもらえないので、包み隠さず、自分の情報を公開していくようにしています!

本人が少し慣れて来て、頷きや、反応をくれるようになってから、、、、、

とにかく本人の趣味の話をし始めます!!

(やっと真剣な話に入るのか・・・・・と思われた方、すいません笑)

携帯ゲームであれば、そのアプリをダウンロードしていき、一緒に遊ぶ準備もしますし、本が好きなのであれば、自分が好きな本を持って行ったりして話をします。
漫画であれば、好きな漫画を読み返して、話をします。

こういった、

共通な話題のもと一緒に過ごす時間を作る

ことを徹底的に優先させます。
もちろん、この過程には個人差があってかかる時間も全然違います。

高校既卒者 Hくんの場合は1月程度、新書でも紹介された、中学生ひきこもり事例 カイトくん(S君)の場合、まともに話せるようになるまで、半年近い時間がかかりました。

ただ、この時間があったからこそ、今もHくん、Sくん共に信頼関係が今でもあると自信を持って言えます。

この状態が安定して来た時に、本人を動かすきっかけを作っていく準備をしていきますが、、、、今回はここまでとさせて頂きます。

次回は、本人とどう接するか?part2ということで、「少し真剣な話を本人としていくことになります」

おわり

※当会の支援をもう少し知りたい!という方は

「不登校・引きこもり生向け教室紹介(フリースクール)」をご覧ください。

[文末(水道橋用)]

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