杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
不登校・高校中退・引きこもりの救済を目指す、皆様
NPO法人高卒支援会 会長の杉浦です。
緊急事態宣言下、GWいかがお過ごしでしたか? 私は中国人の親戚と会ってました。
当会は不登校対応、出席扱い、100%のフリースクール・通信制高校サポート校@東京都千代田区(水道橋)、新宿区(新宿エルタワー)、豊島区(池袋)、神奈川県 横浜市(横浜)で運営しています。
大学のレベルは関係ない
中国人の親戚の子、4月から都立高校にショウ君は入学、メデタシ、メデタシですが、コロナの影響で週2回はオンライン授業だそうです。入学してから、オンライン週2はクラスメートと馴染めないのではとご両親は心配していました。二人とも、中国人なので、日本人以上に心配されていました。
中国人叔父 「杉浦さん、本、読みました(中国語版)。アレに書いたとおり、規則正しい生活は大事ですね。これから、ショウは何を目指して、いったらよいでしょうか?」
私 「ショウ君は中国語できますか?」
中国人叔父 「会話はできますが、読み書きはできません。
私 「それではお父さん、お母さんのように、中国、日本を架け橋とした、職業が有望じゃないですか? 日本人は英語は喋れても、中国語を話せる人は少ないでしょう。また、今後の経済成長を考えれば、益々、中国とのやり取りが盛んになります。大学進学はどのように考えてますか?」
叔父 「塾の先生、学校は大学進学に力を入れていますが、私たちはどこの大学でもいいから、キチンと資格を取って、就職に役立つようにやって欲しいと願っていますが、間違っていますか?」
私 「正解だと思います。多くの日本人は 旧帝大、早慶、MARCHと、一流大学に入ることを目標にしていますが、最終的には就活ですから、僕は大学は何でもいいと思いますよ。」
妻 「見ての通り、子ども達の教育、全て主人に任せてましたが、主人ってドライですよ。上の子が埼玉大学に行きたいから浪人させてくれって言ってもダメ。あなたは高校3年間遊んだから、浪人してもムダ。それより偏差値は低くても目標である教員採用試験に受かる大学に行けって言って、埼玉県で一番低い学校に行かせました。結果は現役で小学校の教員やってます」
私 「大学のレベルは関係ないのです。本人がやりたい仕事に就けるのかどうか? 最短距離で考えてあげればいいのです。教員になって、職場や親からどこの大学出たのって聞かれませんから。採用試験で受かるという事が彼女にとってはポイントだったのです。」
叔父 「杉浦さんは多くの日本人とは違いますね!!」
私 「長年この仕事をやっていると、大学ってポイントじゃありません。進学は本人や保護者が幸せになる事が大事なんですよ」
叔父 「今日は勉強になりました」
私 「僕こそ、勉強になりましたよ。中国のワクチン接種のやり方は」
シルバー 民主主義の弊害
婿の出身は中国、ハルピン、ロシアとの国境近くの都市です。冬はマイナス30度と寒くなる地域です
私 「お父さん、お母さんは元気か?」
婿 「元気だよ。もう、生活は今までと余り変わらない」
婿の叔母 「中国はワクチン、18歳以上の働く人から優先されているのです。日本は65歳以上が優先でしょ!?」
私 「そうですね。日本はワクチンを開発できない、製造できない、打てないと 遅い上に年寄り優先、おかしいね。」
言って、はたと気付きました。日本は何故、65歳以上の方を優先してどうするんだ。 近所のお年寄りを見ていると、外に出ることを警戒して、巣ごもりどころか、引きこもり傾向になっている人もいるんです。彼らのように移動が少ない人を先に打つより、やはり、中国のように働いている人から打つべきじゃないかって、思いました。 チョット、考えれば、わかることですが、合理的な判断ができないウラには シルバー民主主義の弊害があるんじゃないかって、思うんですが、皆さんはどのように考えますか?