杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
つい、駅で週刊ダイヤモンドの”貧困”というタイトルの雑誌を買ってしまった。 雑誌のp46に書かれている”子供の貧困”という記事は衝撃的なものだった。 それは日本の子供の7人に一人が貧困だという。 「うちは貧乏だから、お母さんに買ってて言えない」 学校でコンパスが必要でも買えない。 また、べつの女の子はいつも同じ服を着ている事を暮らすメートにからかわれて、不登校に。 中学でも、「給食費を払えないから」と給食の時間に廊下に出ている生徒。 修学旅行に行けない生徒も少ない。 高校受験においては私学を併願しない生徒がこれまでになく多い。 子供の貧困は2つの意味で問題だと。 ①子供の貧困は子供の責任ではない にもかかわらず、貧困世帯に育った子供は、そうでない子供に比べてスタートラインから不利におかれてしまう。②子供の貧困が、教育格差を通じて繰り返される。 家庭が貧しければ、教育に金をかけられず、お金をかけられなければ、高校、大学と進学は出来ない。 このような負の連鎖を許していいのだろうか? 国民が平等に教育を受ける権利はどこへ行ったのだろうか? 次の選挙では高校に行きたい子には高校の授業料を無料化する事をマニフェストで掲げる政党でないとこの国の貧困は続き、社会全体が暗くなる。