杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
高卒支援会の保護者様、不登校・高校中退・引きこもりでお悩みの方
会長の杉浦孝宣です。
学生インターンのその後
高卒支援会は生徒のみならず、学生インターン、スタッフ、更には保護者の成長を促していく教育機関であるべきだと思います。
年明け、5〜6年前に 学生インターンとして、働いてくれた、S君から連絡がありました。
「私は4月より東京都の教員として働くことになりました」
「とうとう やったね!」と。
というのも、彼は大学卒業後、某私立中学の臨時教員として、採用され、かれこれ、3〜4年経っていたのです。
その間、正規雇用してもらえとか、東京都の職員はもう止めたのかなど、時折、聞いていましたが、
返ってくる答えは「まぁ、ボチボチやっています」と
その間、東京都の教員採用試験を受けていたのでしょう。
兄弟で不登校になる
兄弟で不登校です。登校出来ることが1番ですが、何か行動してほしいです。今はゲームのみの生活です。メリハリのある生活をしてもらいたいです。
子供達の今の状況です。
兄、高校1年の秋頃からコロナ禍のオンライン授業で生活が不規則となりました。2年のクラス替え以降、不登校です。家ではゲームやスマホ漬けです。全くの昼夜逆転ではありませんが、昼頃起きる生活です。外出することは殆どありません。 ステージ判定4でした。
弟 小学校3年頃から行き渋りが始まり、6年の秋頃から不登校。受験のため保健室登校した時もありましたが、中学になり再び不登校。先生の働きかけもあり、今は時々別室登校している状況です。朝は10時頃に起きることが多く、昼間はゲームです。兄弟で一緒にゲームして1日過ごしています。ステージ判定4
○○県でも相談にのって頂けますか?
→もちろん、○○県でも大丈夫です。場合によっては関連団体、高卒支援会の生活改善合宿、提携の寮などで改善して頂く事があります。
先ずはZoom面談でご家庭の状況をじっくり、伺います。
兄弟、姉妹で不登校になるケースは少なくありません。特に上のお兄ちゃん、お姉ちゃんが不登校になり、寝たいだけ寝て、起きたいだけ、起き、ゲーム・ネット三昧をみれば、
下の子はずるいとなり、何かのキッカケで学校を休んでしまいがちです。今はご兄弟で一緒にゲームをしているわけですから、楽しく、引きこもりライフを楽しんでいるので、
これを止めさせて、社会復帰させるというのは 今の状況からすると、ご家族全員が断固たる、決意が必要です。
Zoom面談前の確認です。
①ご家族構成は ご兄弟、お母さん、他に ご主人、同居の親族の有無とご兄弟に関して、引きこもりから脱ける協力度合いをお示し下さい
例
ご主人 ご兄弟の社会復帰に 協力的 or 無関心 or 不可能(単身赴任等)
② 現在は協力的ではないものの、Zoom面談などの参加を通じて、協力してもらえそうなのか?
お母様は拙著 2冊をお読み頂いているとのことですが、同じ屋根の下に居る、親族全員、読んで頂き、当会のやり方、引きこもりを見守り、放置するのではなく、
御本の同意を得て、積極的なピアサポートアウトリーチ支援を行う事に同意して、協力して頂きます。
家族全員の同意、協力があれば、たとえ、ステージ判定4でも難しい事はありません。 ただし、これだけ、引きこもり生活が続いているわけですから、習慣化されており、
ご家族もこの悪習慣に慣れてしまっています。
つまり、この引きこもりを脱するには 引きこもった時間以上に時間がかかるということだけはご了解頂きたいと思います。
1割は失敗していますよね!?
「先生のご著書で9割は治せるとありますが、残り、1割ダメだった理由はどういったことでしょう?」という、匿名の質問を受けました。
そもそも、引きこもりって、家庭問題なのです。 だからこそ、国や行政もご家族の問題ですよね。行政はそこまで、介入できませんよという、スタンスなのです。
今は15歳から64歳まで引きこもりが1000万人以上居るので、一応、ご家庭の状況を聞いて、対応しましょうとはなっていますが、
正直、聞くだけです!!
横浜市のように、6年で引きこもり数が2倍になっている自治体があるわけですから。
という前置きはともかくとして、当会のやり方は 無理矢理拉致監禁ではありません。 ご本人、自らの意志で部屋から出て、社会復帰を目指してもらう、支援法です。
自主的に外からでないと、復帰した後、ぶり返しますので、上述したとおり、時間はかかりますが、このやり方で36年以上やってきました。
では、本題の失敗例ですが。
ご両親が離婚して これ以上、支援できなくなった。
どちらか片方の親が当会のやり方に同意し、協力できない
などです。 当会からすると、あきらめなければ、ご本人は復帰すると思います。 途中で諦めたり、親が真剣にお子さんと向き合わなくならない限り
大丈夫です!!