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驚きのNTTが運営する、eXeFIELD AKIBA

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


不登校・高校中退・引きこもりの救済を目指す
おはようございます。NPO法人高卒支援会 会長の杉浦です。
本日は秋葉原で卒業式ですね。

前身

高卒支援会の前身、学力会(不登校・高校中退塾)は板橋区にありました。 今から30年以上前に 高校進学したくても、高校進学できない、中学を卒業して、浪人となる子が多かった時代です。その頃は通信制高校サポート校や大都市圏にある様な昼夜間定時制高校が無い時代でした。高校卒業資格を取るには浪人して、高校再受験するか、大検(今の高卒認定)を取るか、消去法的な選択肢として、地元の子が行きたがらない、夜間定時制高校しか無かったのです。

学歴は中高年になれば、ただの目印のようなもので、社会にでれば、あまり関係ないと思う人も多いのではないでしょうか?
学力会からNPO法人高卒支援会という、名称にしたのは 高校卒業資格は昔も今も社会保障の第一歩だと考えたからです。 ハローワークへ行って、中卒 or 高卒以上は 断然、高卒以上の求人が多いのです。だからこそ、高校卒業資格取得まで、支援するという事に決めたのです。
提携先の通信制高校が就学支援金詐欺をして、風評被害等で板橋のテナント代も払えず、養老乃瀧様、レック東京リーガルマインド様から 教室無償提供を受けました。
今日の卒業式会場は NTTが運営する、eXeFIELD AKIBAですから、驚きです。

簡単に引きこもる

働かざる者食うべからず、根性で乗り切れといった、昭和の時代、引きこもる、、考えづらかったと思います。引きこもり生活をしていた人もいるかもしれませんが、国が問題視するほどではなかったのでしょう。
中卒浪人となっても ”高校は絶対、行く、頑張るぞ”という子が多かったので、
小中学校でおろそかにした、勉強を復習する、学び直しをしてあげるだけで、翌年、高校進学を果たして、その後、順調に社会人になっていった子が多かったのです。
今のように、ネット、スマホもなく、ゲームといえば、テレビゲームが出始めたときでした。

一方、今はネット、スマホが当たり前にあり、ゲームもWHOによれば、ゲーム依存症は病気と定義されている時代です。 
相談者の多くは 「子どもが一日中、ゲームしていて、自室を暗くして、引きこもっている。どうしたらよいでしょうか?」という相談が多いのです。



昭和の時代は 不登校は登校拒否という言葉が一般的で 学校に来ない奴はダメだ。根性がない

平成は文科省が登校拒否という言葉を改め、不登校。”不登校は誰にでも起こりうるもの”として、全校の学校に不登校児童に適切に対応するようにと通達しました。

令和に入り、川崎、練馬での引きこもり殺人事件は中高年の引きこもりがクローズアップされました。15歳から64歳まで 引きこもりは100万人超。そのうち、5%は30年以上も引きこもっているというデータがありますから、
私が仕事を始めた頃、中卒浪人のまま、引きこもってしまったのだろうと推察します。

昨年の文科省の統計調査は不登校は最多となっており、児童数が減っていく中で、不登校が多くなっていく、傾向にあると思います。

引きこもりは不登校の延長線上にあります。不登校は学校に行かない期間を1ヶ月以上。 引きこもりは6ヶ月以上、自室に閉じこもり、家族ともコミュニケーションが難しい状態です。

逆に言えば、不登校でも家族とコミュニケーションがとれて、アルバイトなどをしている人は引きこもりではありません。

東京都の公立中学校の卒業式ではここ、数年来、3000名前後の欠席者がいます。私はこの子たちも将来の引きこもり予備軍ではないだろうか? と思っています。 

まとめ


本日、卒業生の中には 引きこもりを経験した子もいます。 保護者様の理解とスタッフの働きかけで、ようやっと、外に出ました。 もちろん、本人の努力も相当だったと思います。
“子ども達が規則正しい生活をし自信を持ち自律し社会に貢献する未来を実現します” という、教育ミッションを基に 不登校・高校中退・引きこもりの子には対応しています。
①規則正しい生活>②自信をつけ,自律する>③社会に貢献できる
この手順で不登校・引きこもりは克服できると信じています。 
簡単に引きこもる時代になっていますので、国を挙げて、引きこもり対策すべきでです! 国や自治体には提言させて頂きたいです。

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