高卒支援会コラム

ジーーーんときました@理事長就任式

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


理事長交代式、ご参加された皆様へ
NPO法人高卒支援会 会長の杉浦です。先週の土曜日、コロナ禍で交代式を養老乃瀧で挙行させて頂きました。
二次会で会食を予定しましたが、もちろん、中止させて頂きました。 コロナ禍では仕方がありませんね。

池田PTA会長【高卒支援会PTAだより】毎月 保護者会の度に発行
vol.06 https://note.com/air747/n/nd9c8467ef726

中高生の引きこもり支援について、朝日新聞で提言させていただきました
11/5 朝日新聞 13面の反響は東京都議会でもこれに関連した答弁が行われています
(私の視点)中高生の引きこもり支援 行政は訪問体制を整えよ 杉浦孝宣 朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/DA3S14683802.html


引きこもり克服

私の挨拶はほんの5分程で終わり、新理事長 竹村、スタッフからの発表は最小限にとどめました。引きこもっていた、中高生からの発表をメインにしました。というか、長期不登校、引きこもりだった子が、外部発表をすることによって、自信をつけてもらいたいという狙いがありました。

司会をやった、Oさん 前回の講演会では泣きながらやり遂げました。
帰り際、Oさんに

「今日は堂々としていて、良かったよ」

「前回の講演会では泣き出しちゃいましたけど、アレがあったお陰で、落ち着いて、今日はできました」

「本当に良かったなぁ!」 

引きこもり支援の発表では 高校1年生 S君 新書ではエアガンをスタッフ 大倉に撃ってきた子が、

「高校1年生で、僕は同じように引きこもっている子の訪問支援をしています!」と、スマホ(台本をみながら)話してました。

フリースクールの紹介は中学3年のK君 

実はこの子、高校1年のS君とスタッフでようやく、外に出られた子だったのです。不登校は中1からで、引きこもりだった子ですが、

「フリースクールでは動画編集などの中学生インターンで頑張っています」

高校生インターンの紹介では 高校進学後に3日で高校を辞めた子が
自身のイラストの才能を活かして、 当会のパンフレット等、デザイン系を頑張っている様子を発表していました。

2年前の卒業生、Y君は現在、23区の公務員をしている子から

「会長、35年にも長きにわたり、お疲れさまでした。って、短い言葉で括るのは大変失礼だと思いますが、僕らが生まれる前から、この仕事をやっていたって、凄い事だなと思います」と。

みんな、成長しているなぁって、ジーーーんときました。

引きこもり 中高生をなんとかしましょう

参加者には某区の 保健福祉部の自立担当課長も列席され、 子ども達の発表、ノートに取っておられました。 
改めて、思います。

今までの不登校対策は誤りであり、不十分だったと。 これに対して、反論する人はいないだろう。 15歳から64歳まで、引きこもりは100万人も居るのです。

そもそものやり方が間違っていたんじゃないかって、政治家や行政は考えて欲しいものです。

現在、若年者の引きこもりは無策です。また、引きこもり訪問支援はリスクが伴うという事で、行政等は敬遠されてきました。

当会は引きこもり支援の母数は少ないですが、理事長就任式では 立派に引きこもり君達が堂々と発表していました。 

これ以上、8050引きこもり問題を悪化させないためにも、中高生の引きこもり、なんとかしましょう。

もちろん、当会も私もお力になれる事があれば、させて頂きます。

-高卒支援会コラム

© 2024 会長コラム