杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
中学から高校生までを教育する者にとって”ワーキングプア” という実態を報道で知りちょっと衝撃だった。
転々と職場を変え、安い賃金、サービス残業に耐える日々。 このような人たちが、労働人口の20%を占めている。
せめて私たちウイッツの生徒たちは、きちんと高卒を目指してもらい、将来の夢に向かって進んでいってもらいたい。
明治時代は、「富国強兵」という政策があった。 現代に置き換えれば、”強兵”とは、高卒以上の学力を身につけ、自分の夢に向かって挑戦する人のことではないだろうか? プラス 人の役に立てれば尚、良いということではないか?
22年間、学習塾、通信制高校と教育の現場に携わってきた者として、
どうも国や、文科省の政策が一環としていない。
私が塾をはじめた頃は、団塊ジュニアが多く、高校に行きたくても行けない
”中学浪人” を多く生んだ。
それから、文科省は、業者テストや、偏差値で高校を選ぶからいけないと 不登校や、まるで勉強をしない子に対して理解を示し、”脱偏差値、ゆとり教育”をはじめた。 また、公立学校は週休2日になった。
私の娘が通っている中学の先生は、
「高校進学したいのなら北辰テスト(埼玉の業者テスト)は必ず受けて下さい」、
「また、再来年からは、前期推薦試験は、5教科の筆記がありますから、下の学年のお子さんをお持ちの方は、学力をつけていってもらわないと大変ですよ」と保護者会で言ってました。
大きな方針が決まらないから2転3転する。 このような政策がニートw」フリーターを生み出している一因ではないかと思う。
現実的ではない憲法改正より、”平成の富国強兵”を論じてもらいたい。
by ダイヒョウ