杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
不登校・高校中退・引きこもり中学生でお悩みの方@東京都新宿エルタワー・水道橋
おはようございます。12月25日 NHKあさイチ「もしかして“やりすぎ”?~思春期の子育てに不安を感じる親」出演 NPO法人高卒支援会の杉浦孝宣です。
東京都新宿エルタワー・水道橋で1万人超の不登校中高一貫校・引きこもり中学生・中卒浪人・高校生を立ち直らせた実例本「不登校・ひきこもりの9割は治せる」光文社 出版
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不登校・高校中退・引きこもり中学生 相談会 振り返り
個別相談会は8組ご参加頂きました。 相談年齢は小6から高校3年まで。内容は引きこもり、不祥事による高校中退? 私立中高一貫校からの転校と様々でした。
中でも、引きこもりは重く、深刻な問題でした。最近はご両親が「不登校・ひきこもりの9割は治せる」の拙著をお読み頂き、揃って、面談が多いので、やりやすいのです。
「色々と相談機関を調べています。東京○○レ、キズ○、家○、家庭教師などです」
「わかりました。教育機関を何処にするか、簡単に特徴を挙げますね。そこから、ご家庭でああ、ここだったら、一緒にやっていけると感じて、実行できるところを選ばれたらどうでしょうか? まず、拙著でも書きましたが、引きこもりは放置すべきではないというスタンスを取っています。素人、悩んでいる保護者様にはわかりにくいかもしれませが、不登校と引きこもりは切り分けて、考えてください。東京○○レさんは不登校は放っておきなさいとどんな状況でも仰っている団体です。部屋に引きこもっているでも放置すれば、ズッと引きこもりになってしまいます。そこの切り分けが大事です。
○○さん家のケースの場合は既に引きこもり状態ですので、アウトリーチ、つまり訪問支援をしないと、二度と外に出られなくなります。引きこもりは自然治癒しませんから。ここで、ご両親に方針を伺いますが、ご両親揃って、引きこもりから出すっていう方針でいいですよね。それとも、東京○○レさんの方針をとりますか? うちはどちらでも構いませんので」
「東京○○レさんに相談したら、やはり、放っておきなさいといわれ、このままで大丈夫なのか? 不安でこちらに来ました。放置すべきではないと、二人とも同じように思っています。」
「では、次に家庭教師とうちとの違いですが、引きこもっている子に対して、家庭教師は有効です。外部からの刺激があれば、何かしらの反応があったり、ドア越しでも話し相手になりますからね。うちの支援も変わりはありませんが、当会はフリースクール、不登校塾、通信制高校サポート校を運営しており、外から出た後、こうした教育機関につなげる事を目標にしています。家庭教師は外へ出ることを目標にしていません。つまり、部屋にズッと引きこもっていてもオッケイなのです。家庭教師だけでは引きこもりはダメなんです。わかりますよね?!」
「なるほど、あと、ゲームは制限した方がいいですか?」
「引きこもっている状況でゲームを取り上げることは難しいのではないでしょうか? 実際、引きこもりから出てきた子に聞くんですよ。以前、あんなにゲームばかりやっていたけど、本当に好きなの?って、聞くと、やる事がないからゲームやっていました。将来、E-sports を目指すほどではありませんと。つまり、ゲームの世界に逃げているだけなのですが、引きこもっている子にとってはライフラインですから。
ご家庭で守らせるのはご家庭次第ですから。例えば、ゲームを全て、取り上げるというような、現実的ではないことをやっても意味がないでしょうし。家庭内暴力も含め、凄いことになりますよね。そういう、細かい取り決めはご夫婦で決めて下さい。もちろん、当会が今後支援という事になれば、担当 スタッフが訪問した際に気付いたことを私に報告してもらいます。ご家庭で直すべき点がある場合、指摘し、ご家庭内で実行してもらいます。こちらももちろん、実行可能なところか協力してもらうようにします」と。