こんにちは、高卒支援会スタッフの鬼頭です。
本日は「不登校と成功体験」についてお話しします!
本題に入る前にお知らせをさせてください。
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現在、高卒支援会では女子生徒の相談増加に伴い、女性インターンを特に募集しています!
教育に興味のある方もそうでない方も募集しておりますので、興味のある方は下記の電話番号かメールアドレスまでお気軽にご連絡ください!
(採用担当直通 TEL:03-5937-0513 Mail:kousotsu.nemoto@gmail.com)
不登校の生徒には成功体験を
当会では一年に一回は必ず生徒にイベントの企画をしてもらい、企画書の作成・場所の予約・料金の徴収などを責任もってやってもらいます。
これをこなすことで、普段一緒にいる周りの人の役に立ち、成功体験をすることで自信をつけてもらうという意図があります。
今回は先日行ったよみうりランド遠足企画から、当会の高校生Aくんがどのように企画をして、どんな成功体験をしたかを書かせていただきます。
団体申込に苦戦
今回企画で行く予定のよみうりランドは、団体割引があることを知ったAくん。
しかし、HPを見て「通信制高校も適用されるのか…?」と不安そうな様子。
そこで相談に来てくれたAくんにスタッフの大倉から
「ちゃんと電話して確認した方がいいよ」というアドバイス。
Aくんは「電話すか…」とちょっと嫌そうな様子。
初めての場所に電話するのって大人でも緊張しますよね。
まずここで躓くかと思いましたが、しっかりと電話をかけて通信制高校でも適用されるということを確認しました。
団体申し込みに必要な書類もしっかりとパソコンで調べ、よみうりランドとメールのやり取りをし、団体申し込みをクリア!
企画書作成とお金の計算に苦戦
次に苦戦したのは企画書。
当日までに集めるお金を、引率の先生の交通費や入園料なども考慮して作成します。
「当日参加予定の生徒が15人だから先生二人の交通費を15で割って…」
「いや、駅からさらにゴンドラもあるからその分も考えないと…」
このように、自分で調べながら、何にお金がかかるのかをしっかり計算します。
そして出来上がったのがこの企画書
しっかり調べられているのがわかります。
この企画書、スタッフはほとんど手出ししていません。
この企画書をもとに、Aくんはお金を徴収しました。
自分の作った企画書をもとにみんながお金を持ってくる。
何でもないことかもしれませんが、自分の書いたものをみんなに読んで動いてもらうという経験が自信につながります。
当日 チケット受け取り
迎えた当日。
なんとかよみうりランドまで到着し、団体申し込みの受付のため一人事務所へ行くAくん。
メールで送った申込書の内容と照らし合わせ、よみうりランドのスタッフの方に料金を払います。
受け取り欄にサインをして…
チケットを受け取りみんなに配り無事入園!
入園後は一仕事終えた達成感からか、思い切り楽しんでいました!!
(左がAくんです)
イベントの企画で周りの人の役に立つという成功体験を
今回Aくんは入会してから1か月という非常に短い期間でしたが、しっかりと役割をこなしてくれました。
企画の中でチケットをみんなに渡したり、道案内をすることで周りの人に感謝され、自信をつけていくのが引率をしていてよくわかりました。
正直、入会して1か月でここまでできると想像していなかったので、私自身もとても驚かされました。
まだまだ子供たちから学ぶことが多いなとあらためて思わされた企画でした。
これからも子供たちに様々な体験をしてもらえる様に、しっかりとサポートしていきたいと思います!