杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
不登校、高校高中退の救済を目指すサポーターの皆様
お早うございます。東京は雨模様です。雪じゃなくて良かった。だって、今日は都立高校受験日ですから。
今日は多くの中学3年生と混じって、高校再受験にトライしている子を紹介しますね。彼女はケイコさん(仮名)は中高一貫校の高校一年生でしたが、どうしても校風や、勉強の進度についていけずに、去年の夏、都立の補欠募集(転学、編入学)試験を受けましたが、何も対策を立てなかったため、不合格となり、私のところに8月の末頃、親子で相談に来ました。
「在籍校からは都立の補欠募集を受けるのだったら、同時に退学届けも出して欲しいと言われ、言われるままに、8月一杯で辞める事になってます。どのような進路があるのでしょうか?」
「学年を落とさずに通信制高校に行くか、それとも、高校再受験するかでしょうか?」とお二人に説明しました。都立の補欠募集を2校とも不合格だったショックでしょうか? ケイコさんはうつむいたまま、決断できませんでした。 「では、おうちに帰って、よく相談してね」と。
数日経って、ケイコさんの母より、「娘がもう一度、高校を受け直したいと言ってます。」「一年遅れでも構わないのですね!?」「はい、中学の基礎ができていないので、勉強し直したいというんです。そちらの塾で朝から、勉強指導をお願いできますか?」と。
入塾して間もない頃は挨拶だけをし、後は黙々と、勉強をする子という印象でしたが、今や、休み時間は同じような境遇の子と楽しく会話。ケイコさんも含めて、努力した人には報われて欲しい。サクラ咲く!と。