高校中退

勉強ができるようになり、楽しくなった

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


読者の皆様、勉強ができるようになり、楽しくなった、学校生活が

苦じゃなくなったという経験がありますか?

私とK君のやり取りを聞いてどう思いますか?

某都立高校二年生で部活のトラブルで高校を辞めてしまったK君、

母親が当団体を見つけてくれました。

「高校中退してしまった男の子です。どうしたらよいでしょうか?」

「本人はどうしたいって言っているですか」

「できれば、普通の高校に行って、卒業したいって」

「今からでも勉強すれば、高校は行けます。一度、こちらに相談に来て下さい」

面談の時、K君は軽く会釈するだけで、全く元気がなく、母親と私の会話を伏し目がちに

聞いていました。それでも、後日、母親から、「本人が勉強したいって言うものですからお願いします」と。

朝から勉強するようになって、一ヶ月が経ち、挨拶しかしなかった彼に変化が現れました。

ニコニコして僕に近寄ってくるんです。

「最近、なんか、楽しそうだな? 彼女でもできたのか」

「チッチ違いますよ! 俺、自分でいうのもなんですが、勉強が楽しくなってきたんです」

「よかったじゃないか!君からそういう言葉が出て嬉しいよ」(彼とガッチリ握手する)

その後も、自分がどうして中退したか、両親、兄弟のこと、将来の事など、

話が弾みました。 詳細はプライバシーがあるから書けませんが、

まじめな子にとって高校中退は相当落ち込むんです。

 

 

 

 

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