杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
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不登校・高校中退・引きこもり・発達障害から高校進学でお悩みの方へ
NPO法人高卒支援会の杉浦です。通信制高校は12月来週で締め切りです。学年を落とさず、卒業できるラストチャンス
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児童相談所の強権発動
皆さん、児童相談所って、どんなところか、ご存じでしょうか? 教育者の間では、児相(ジソウ)と省略することが多いんです。子どもの虐待死、ネグレクト等が増えている関係で、この児相は強権発動ができます。18歳までの子どもに対して、親が虐待する、教育を受けさせない等の疑いがあれば、一次預かりができます。ここでは親が面会を希望しても、不可能な状況が多く、場合によっては児童養護施設に子どもを送ることもできます。
当会も年に数回、児相とのやり取りもありますし。現に、相談者の子どもが児童養護施設に送られ、その後の進路相談をさせて頂くケースも
通わせたいが大事
小中校は義務教育です。皆さん、ご存じの様に国民の3大義務であり、憲法に定められています。保護者は子どもを学校で教育を受けさせる、義務があるのです。小中学校で「不登校だ!子どもが学校に行きたがらないから、学校には通わせない」など、強烈な態度で学校に言うと、児相に連絡され、子どもを施設に送られてしまうのです。
当会では「保護者は子どもを学校に通わせたいと思っています。本人が行きたがらないです。何故か? 当会には毎日、通っているんです。環境を変えれば、通えるようです、高校進学の際、選択肢を広げたいと思いますので、その辺を配慮して下さい」と伝えると、出席扱いにしてもらっております。
いいですか! 保護者は学校に通わせたいというのが大事です。
不登校の場合、文科省の通達で、学校に準じた、NPO団体等と協働して、対応するようにとなっているんです。人口減少にもかかわらず、小中学校での不登校は14万人と近年は増加傾向にありますから、うちみたいなフリースクールでも、出席扱いとなるのです。
普通の子が児相に送られると
保護者が子どもに食事を与えない、家庭内暴力を振るう等の場合は子どもはハッピーです。当たり前ですが、死の危険があるところから安心して生活できるわけですから。
では、何不自由なく、生活していた子がいきなり、児相に行ったらどうなるでしょうか?
何度か、私も現場を見たことがありますが、
まるで、少年院や鑑別所に入れられた子どものように目つきが鋭く、保護者に対して、恨んでいました。
「何で、こんなところに入れたんだ」と。
〜中略〜
おそらく、ここまで、知っている保護者は少ないでしょう。かえって、お子さんの方がよく知っているかもしれません。なぜなら、今は学校で親に虐待を受けたら、相談しなさいと言われているからです。
先日も「このままじゃ、お孫さん、児童相談所、送りになりますよ」とシングルファザー(お祖母さんの息子)が息子をネグレクトしている、お祖母さんに言いました。
「怖い話しですね。」と。
「脅かすわけじゃないですけど、現実をしってもらいたいので。対策としてはチョクチョク、学校に連絡とって、連携してください。後は元小学校の教員、大倉が学校と連携して、出席扱いしますから」と。