杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
不登校・高校中退・引きこもりの救済を目指すサポーターの皆様
お早うございます。昨日は香川県 岡野しゅりこ議員が来訪頂きました。「高校中退問題について、お聞きしたい」と。
【会談要旨】
「香川県も私立高校からの高校中退、引きこもり問題が大きな問題になっています。どのような対策が必要ですか?」と岡野氏
「全国的に見て、高校中退6万人は一年生で60%がゴールディンウィーク明け、夏休み明けで辞めていく、ココ、東京都の調査によれば、高校中退者の半数はそもそも、勉強に対して、やる気がない子ですが、残りの半数は不本意入学の子も居ます。不本意入学とは入学したけど、そもそも、学校の雰囲気に合わない等です。こうした子に対して、東京都では補欠募集といって、学期毎に復学するチャンスを与えています。公立高校の転校制度は全国的に見ても東京都と大阪府しか行っておらず、他は一家転住=家族全員の引っ越しが転校の条件となっており、地方に行けば行くほど、選択肢が少なくなっています。何故、東京都と同じ事を地方はやらないのか? 不思議でならないです」
「成る程、東京はそういった面でも進んでいるんですね。不登校の中学生対策はどうですか?」
「東京都にはチャレンジスクールという高校があり、選抜方法は作文と面接のみで、中学の調査書は不要、つまり、不登校でも受験して、合格できる。こうした学校は生徒が学校に合わせるのではなく、学校が生徒に合わせるといった、考えで運営しております。こうした学校も不登校生にとっては良いリハビリのような学校になっています。」
「その手の学校は香川県にはありませんね。引きこもり対策はどうですか?」
「東京都は引きこもり問題に対してもかなり、対策を打っております。年に数回、都庁で、相談会などがありますが、見ていると、保護者が年老いて、引きこもりも高齢化しており、対策はうってますが、有効な手立てがないと言ったのが現状でしょうか?」
「話は尽きないのですが、そろそろ時間ですが、香川はどうしたら良いのでしょうか?」
「東京都と同様に高校中退対策は復学できる転校制度を採用し、不登校対策としてはチャレンジスクールを検討する。こうした事が引きこもりを未然に防ぐことではないかと思います。」
「本日はありがとうございます。これから、参議院に行って、この話を共有します」