高卒支援会コラム

うちの子知恵おくれ?

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


「うちの子知恵おくれ、LD?」って事で、親に連れられ、相談に来た子が居ます。かれこれ、15~6年前でしょうか?!
地元の高校に進学できず、
「何度、英語を覚えさせても、全く覚えないんです」と。
「とりあえず、どれだけできないか、頑張って勉強してみましょう」

授業が始まると、やはり、dog,cat等を覚えるのに、一時間以上掛かった。「これはご両親が仰るのも当然かな?!」と思いつつ、半年が過ぎ、何とか、高校進学が出来るだけの学力がつき、中堅どころの学校に高校進学,卒業しました。

今はお父様の後を継いで、立派に会社を経営しております。
ココで僕が言いたいのは彼は本当に智恵おくれ、LDだったのでしょうか?
昨日も、彼と電話でこの事を話しましたが、
ゲラゲラ笑って「オレのような子でも何とかなっちゃうんですよ」

【言葉の乱用】

発達障害、ADHD,注意欠陥など、様々な言葉が教育現場では乱用されています。これらのレッテル言葉はここ数年、作られた言葉で、客観性に欠けるもので、多くは主観的に判断されます。

「そうだ!」と決めつける先入観は若者の可能性を摘む事になりかねません。 保護者は専門家の言うことを鵜呑みにせず、お子さんの可能性を信じていきましょう。

高校中退となった子でも勉強をやり直し、新宿山吹二年次へ

-高卒支援会コラム

© 2024 会長コラム