高等学校はビジネスじゃない

教育相談の中には耳を疑うことをしている高校も少なくない。 高3を持つ保護者から「収入が激減して高校を辞めろといわれ、滞納した学費を払わないと転学照会も書かない」と言われたそうだ。 それでも食い下がったところ「うちもビジネスですから」と。 これではその子は救われない。 せっかくここまできたのだから学費を待ってあげて、卒業もさせたあげればいいのにと誰でも思うことではないだろうか? 私学だから経営というの第一というのはわからないではないが、明治時代に学校を創設した偉大な指導者達は経営を第一に考えて学校を作ったのだろうか? 並みならない決意と志を持って学校を作ったのに違いない。 ビジネス優先で志がなければ学校は廃れる。 このような不幸な案件は日本中にあると思う。 何も助けてあげることが出来ないのが悔しい。

コメント

  1. 匿名希望 より:

    私も高校はビジネスではないと考えています。

    以前某私立通信制高校の関係者が世の中は全てビジネスだと言っており失望しました。

    その通信制高校は金で高校卒業が買えると言っても過言ではない学校です。

    世の中全てビジネスですか?

  2. 杉浦孝宣 より:

    私はそうは思いたくありませんが、一部の高等学校ではそう思わざる負えない言動や行為があるのは事実です。

  3. 匿名希望 より:

    回答ありがとうございました。

    つまりは世の中全てビジネスだと言っている学校はろくな学校ではないとのことですか?

    人それぞれ考え方は違いますが私は世の中は全てビジネスではない、この考え方を貫こうと思います。

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