杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。
選挙が近くなると、国民にとっておいしいことをいう政党が増えてくる。 民主党の小沢さんも高等教育の授業料無料を公約の一部に掲げている。 先進国中、日本だけ高校教育が有料だというのは納得できない。 親のリストラによって、高校を辞めていく生徒もいるので、高等学校の無償化を賛成したい。 「では財源はどこにあるのか?」とかみつく人たちが居るが、この考え方に賛成か反対、もしくは必要か、不必要かと考えてもらいたい。
高校中退、不登校のほとんどの原因は行っている学校の環境が本人に合わないということではないだろうか? 転校したいときに転校できるシステムがあれば、高校中退や不登校は激減する。 何日か前も私学に在籍している生徒が転学照会を書いてもらうように頼んだが、そこの私学は「転学照会は一枚しか書かない、もし不合格になったら編入して下さい」と言ったそうだ。 編入とはいったん高校を辞めることで、今の学年の単位が無くなるので、確実に半年、一年、同級生との卒業が遅れる。 こうしてその生徒が転学に成功しなければ、中退者が一人生まれる。 公立高校だと、本人の希望通りに転学照会は書いてくれるものだが、私学は”うちのルールですから”を押し通し、結果的にその生徒をいじめていることがある。