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ゆとり教育の敗北

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


日本人は、寺子屋 時代から、学問の重要性を認識して、学ぶことに貪欲だった。

江戸末期の高い識字率のおかげで、明治維新は成功した。

戦後の復興も高い教育水準があったから高度成長を成し遂げられた。

イジメや、不登校が問題になり、偏差値教育が批判され、

ゆとり教育が行われてきた。

日本の歴史上、あまり勉強をやらなくていいという時代は、これで終わった。

But まだまだ現場の高校受験の混乱は続く、富裕層の子弟は小さい頃から、英才教育をさせ、

中流以下の子弟は、放置されたような状況だ。

都内の中学の先生が頭を痛めている問題の一つにこのような「経済格差」がある。

親が金がないから、私立の滑り止めがなく、都立一本の生徒が多いのだと。

今年の都立は、全員が全入できるほど甘くはないし、落ちた場合の受け皿(公立の定時制など)も

統廃合で少なくなっている。

元産経新聞 論説委員の高山正之氏は、小尾 、寺脇 、鳩山邦夫 が日本の教育を崩壊させた戦犯だと

批判している。

教育に流行はない。 "寺子屋時代から貪欲にやる。"ということではないだろうか?

そうでないと、中国やインドに先を越されてしまう。

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