ブログ

四国遍路を始めたきっかけ

杉浦孝宣は一般社団法人 不登校引きこもり予防協会としても活動しております。
杉浦への講演依頼・不登校相談も承っております。


アメリカから帰ってきて、家庭教師や塾の先生と23-29歳の時は、かなりの収入があり、

有頂天でした。  

29の時、急におなかが痛くなり、医者に行ったところ 「君ねぇ、腸の画像よーくみてごらん、乳突起が写っていないよ」

私 「それってどういう事ですか?」

先生 「理科でやったでしょ、腸ってヒダヒダの入突起って言うのがあるのが正常なんだよ。」

私 「写ってないって 病気ですか?」

先生 「可能性としては、4つくらいかな 1.ストレス、2.大腸炎、3潰瘍性大腸炎、4大腸ガン」

私 「ガンって可能性もあるんですか?」

先生 「可能性は否定できないから おしりから管を入れる精密検査を予約しよう。」

私 呆然として「はい。」

その日から検査までは、 ガンだったらどうしようと死を考え、食欲が無く、食べてもすぐに吐いたり、下痢をする毎日。 

結果はただのストレスだったんですが、俺はアメリカ行っても精神は鍛えてこなかった、人間は弱いものだと思うようにっなった。

その頃から空海さんに関する本を読むようになった。  ”即身成仏”=人間は元々仏で、その気になれば、神にも仏にもなれる。

スげぇー どうやったらなれるんだろう。  そういえば、空海さんは、四国の人で修行で、室戸岬に行ったり、四国の山中を

歩いたって書いてあったなぁー 

伝説で42歳の厄年の時に歩いたって書いてあるから 行ってみるかということで お遍路をしたわけです。

お遍路をしても悟るわけでもなく、悩みが減るのでもありませんが、目標に向かう道は、一つではなく、

無数にあるのだと信じて生きてゆきたい。

-ブログ

© 2024 会長コラム