フリースクールの勉強・問題点

こんにちは、高卒支援会スタッフの鬼頭です。

今日は、「フリースクールでの勉強」というテーマでお話したいと思います! 本題に入る前にお知らせをさせてください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

夏休み明けの不登校・引きこもりを改善しよう!9月生活改善合宿のお知らせ

 

そもそもフリースクールってどんなところ?

勉強が嫌い、クラスでいじめられた、学校が嫌い……など、さまざまな理由から学校に行かなくなったり、ひきこもりになる子どもたちがいます。

そのような状況に陥ってしまった子どもたちが、小学校・中学校・高校の代わりに過ごす場所です。

現在では、不登校生やひきこもりの子どもたちをサポートしてくれる教育機関はたくさんあり、特に小中校生の学びの場となっているのがフリースクールです。

高卒支援会もフリースクールを運営しております。

ということで本日はフリースクールでの勉強について書かせていただきます。

 

フリースクールは「やばい」…?

よくインターネットでフリースクールについて調べると、「フリースクール やばい」という予測が出てきます。

なにが「やばい」のかなと考えたときに、一つは勉強に関することもあるのかなと私は考えました。

本来なら学校で授業を受けて勉強するはずが、フリースクールに通うことになって一切勉強せずに卒業…

ちょっと「やばい」気がしませんか?

正直勉強しなくても生きていく方法はあるかもしれませんが、人間にとって学ぶということはとても大切だと私は思うので、なるべくフリースクールでも勉強を頑張ってほしいなと思いながら、私はフリースクールの授業を担当しています。

 

フリースクールでの勉強の問題点

フリースクールでの学習についての問題点は以下のようなことだと思います

 

①フリースクールによってそもそも勉強に対する熱意が異なる

②いろんな学習背景、学年の子がいることが多いので、勉強といっても授業ができず自習形式になることが多い

③生徒本人が勉強が嫌で入ってくることも多い

 

このようなことが挙げられると思います。

私なりに、それぞれどのように対策したらいいのか考えてみました。

 

⓵フリースクールによってそもそも勉強に対する熱意が異なる

これは、しっかりとそのフリースクールを見学して、どのようなスタンスで運営しているのかということをしっかりと見極めることが必要だと思います。

家から近い、なども重要な要素ですが、それ以上に重視していることがあるなら、遠くでも通うべきだと私は思います。実際、当会にもわざわざ埼玉県から通ってくれている子が何人かいます。

それは、当会の取り組みを気に入ってくれてるからだと私は思っています。

 

②いろんな学習背景、学年の子がいることが多いので、勉強といっても授業ができず自習形式になることが多い

③生徒本人が勉強が嫌で入ってくることも多い

実はこの二つは連鎖した悩みだと私は思っています。

子供たちの様子を見ていると、みんなで受ける集団授業の方が圧倒的に楽しそうです。

輪の中に入るのが苦手な子でも、他の子供たちの様子を見ているだけでも楽しそうなことが本当に多いです。

私の経験上、勉強は「楽しさ」をきっかけにするようになることが多いです。

だからこそみんなで授業を受けるということを大事にしています。

 

進度の違いは工夫で補える

様々な子供たちが集まるフリースクールですが、進度の違いは工夫次第でどうにでもなります。

例えば、英語なら「be動詞」というテーマで縦に勉強していけばいいのです

「am/are/is]→「was/were]→「there is構文」…

といったように学年で学習するものを追うのではなく、be動詞を使う文法をつなげて学習していくのです。

この様にすれば三年生はテーマの復習になりますし、一年生は新しい単元を順を追って学習することになります。

少し順番を変えてあげるだけで、集団授業が可能になり複数人の子供たちと先生の間に授業というコミュニケーションが生まれます。

このような工夫によって生徒たちの勉強に楽しさを生み出すことができます。

もちろん、大前提として生徒と先生の関係性がしっかりしていることが必要ですが、私含めスタッフ全員普段から良い関係を築けるように意識させていただいています。

 

もしフリースクールの勉強についてお悩みでしたら、是非一度当会の授業にご参加ください!

 

 

 

 

 

 

-フリースクール, フリースクール新宿教室, フリースクール水道橋教室, 不登校, 中学生, 鬼頭のブログ
-, , , ,

© 2024 理事長ブログ / スタッフ・生徒ブログ