いじめによる不登校問題

世田谷区要保護児童支援協議会 構成員 渋谷区フォロースタッフ(訪問員) 根本です。

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今日は、「いじめによる不登校問題」というテーマでお話をしたいと思います! 本題に入る前にお知らせをさせてください。

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不登校はそのままにした方が良いのかお悩みの方は是非動画をご参考にしてみてください!
不登校は放置してもいいのか【不登校相談SOS#18】

いじめの認知件数は5年連続で過去最高を更新しています。

10年前の2009年度にはいじめの認知件数はわずか7万2778件で、この10年間で8倍以上に膨れ上がっています。

「いじめ」は不登校の原因の中でも、もっとも認知されづらい一つです。

当会でも、いじめによる不登校の相談者はいらっしゃいますが、相談の段階でいじめが原因で不登校と発覚していることは少ないです。

しかし、不登校の原因が不明でスタッフが実際に子どもと接することでいじめが原因とわかることは多いです。

「冷やかしやからかい」「嫌なことを言われる」「いじりがエスカレート」といったいじめかどうかグレーゾーンな場合、学校側も把握出来ず、保護者も把握出来ず

本人も誰にも言えずに不登校になるため、こういった周りからみると原因不明の不登校が起こります。

実際に生徒の中にも「実は中学の時に、いじりがエスカレートして学校に行きたくなくなりました。」と中学時代不登校になったことを告白してくれた子もいました。

いじめが原因となった自殺者数は317人で、前年度の332人を下回ったものの平成以降で過去2番目に高い数値で、自殺という最も重大な事態が減っているとは言えない状況にあります。

18歳以下の自殺について言えば、夏休み明けに最も増えると指摘されています。夏休みに限らず長期休み明けには増える傾向があり、学校に通うこと自体が強いストレスと感じている子どもが多いことを示唆しています。

いじめや不登校がなくなるのが一番良いのですが、実現できないとするならば、今、学校に通うことを苦に感じている子どもが不必要な不利益を被ることがないように別の仕組みを講じる必要があります。

方法として環境も変えるという手もあります。

いじめている人やいじめられていたことを知っている人がいない環境でリセットして過ごすことでのびのびと過ごせるようになりますので、

学校と保護者だけで解決出来ない場合は、学校を転校したり、フリースクールなどの別の教育機関に相談してみてください。

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