不登校と引きこもりの境目は?

みなさんこんにちはスタッフの根本です。

GW明けですが、さっそく不登校・引きこもりのご相談多く寄せられております。

今回は、不登校と引きこもりの境目について述べていきたいと思います。

『不登校と引きこもりの境界は?』に関連した支援は著書にまとめられています。

是非ご参考にしてみてください。

高校転校に関しての相談が非常に多くなる時期です、注意点などを解説しています!
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本人を学校に連れて行けない 保護者へ

毎月1回開催 保護者同士の集まり ピアサポーター会

学校というのは、子どもたちにとって成長の場であり、日常生活の大部分を占める場所です。
その学校という環境下で、不登校や引きこもりになってしまう、また、学校側との関係がスムーズにいかないと、子どもだけでなく保護者の皆様も大変な不安を感じることでしょう。

当会でも多くの方が、不登校になり、学校側との連携が上手くいかず、教育委員会や教育支援センターに相談すると「本人を連れて来て」という対応に頭を抱えて保護者だけがお越しいただいております。

学校に不登校になってしまった子どもを連れて行こうと思っても、実際にはそう簡単にはいきません。

不登校になってしまった子どもの心情や背景、家庭の事情など、一人一人の状況は異なります。
しかし、学校や関連する機関との関わりで感じる困惑や不安、それは多くの保護者が共有する共通の悩みです。

当会はそんな皆様の声をしっかりと受け止め、一緒に問題解決への道を探して参ります。

皆様の背中を支える存在として、どんな時も傍にいたいと思っています。

そのため、毎月保護者同士が集まれる場として、ピアサポーター会を開催しております。

こちらは、在校生の保護者は勿論、不登校・引きこもりで悩んでいる保護者の方も参加できる会となっております。

スタッフとの個別相談も実施しております。

ご案内できる枠に限りがございますのでお早めにご相談いただくとよろしいかと思います。

 

不登校の定義と長期不登校の特徴

不登校の子供たちは年々増加し続けており、その数は9年連続で過去最多を更新しています。

この背景には、教育現場の先生方が日常業務で多忙を極める中、生徒の不登校やいじめといった問題に手が回らないという状況が見受けられます。また、国や文科省も有効な対策を打ち出すことが難しい状態が続いています。

不登校の定義

文部科学省の調査に基づき、不登校児童生徒とは、「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義されています。

長期不登校の特徴 90日以上の不登校を長期不登校と定義します。驚くべきことに、不登校の子供たちの中で、55%がこの長期不登校に該当しています。長期にわたり学校を欠席する子供たちは、次第に学校への適応力を失っていく傾向があります。

その結果、社交的なスキルが低下し、自己肯定感が低下し、将来に対する不安感が増加します。不安に感じているのであればまだマシです。
長期不登校が続き全て放り投げて諦めるようになる子も非常に多いのが長期不登校の怖いところです。我々はこうなっている子どもたちを不登校という区分ではなく引きこもりと区分しています。

お子さんが引きこもりになっている可能性はありませんか?

不登校の主な原因

不登校に至る背後には、さまざまな要因や背景が存在します。以下に、主要な原因や背景を挙げ、詳細に触れます。

1. 生活習慣の乱れ
当会への相談の多くが昼夜逆転の生活を送っています。
規則正しい生活習慣の乱れは、学校生活を適切に送る上での大きな障壁となります。
2. ゲームやインターネットの過度な使用
ゲームやスマホ中毒・ネット中毒は、不登校の大きな原因の一つとして挙げられます。
特に、スマホやネット依存が深刻になると生活が大きく乱れたり、リアルな人間関係を築くことが難しくなる場合があります。
3. コロナの影響
コロナウイルスの拡大に伴い、学校が休校となったことで、家での悪習慣が定着してしまった家庭も少なくありません。
休校中に培った不規則な生活やゲーム、SNSの使用が、学校再開後も続いているケースが増えています。
4. いじめや人間関係のトラブル
クラスメートや友人との間のいじめや人間関係のトラブルも、不登校の原因として深刻です。更には、いじめや人間関係のトラブルを頑なに言わない(言えない)ので原因がいつまで経っても分からないということも多いのです。
5. 精神的・身体的な健康問題
不安や鬱、身体的な不調など、健康面での問題が学校生活に影響を及ぼすことがあります
6. 学業のプレッシャー
学力へのプレッシャーや、学習障害などが背景にある場合もあります。また、親のプレッシャーも感じてストレスが悪化し不登校にというケースもあります。
7. 家庭の環境
家庭内の問題や親子関係の悪化などが、子供の学校生活に悪影響を及ぼすこともある。

上記の問題は複合することも多いです。
例えば、4の人間関係のトラブルから不登校気味になり、7の家庭の問題で親にも相談できずに2のゲームにのめり込むなど。

 

引きこもりの定義 特徴

厚生労働省によると、引きこもりとは、様々な要因の結果として社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指します。この定義において、他者と交わらない形での外出をしていても、引きこもりとみなされます。

当会における引きこもりの特徴

1.昼夜逆転の生活リズム
2.自室に引きこもり姿を見せない
3.親や家族とのコミュニケーションの欠如
4.お風呂に入らない、不潔な生活習慣
5.髪の毛や爪を伸ばし放題にする
6.室内を暗く保ち、カーテンを常に閉め切る
7.ゲームやスマホに過度に没頭
8.食事量の減少や食の偏り

人は居場所が無ければ、引きこもります。

文部科学省の統計によれば、長期不登校に陥っている子供の55%が上記の当会が挙げる引きこもりの特徴を示しています。

このことから、長期不登校の子どもは引きこもりのリスクが非常に高いことが伺えます。
この統計を踏まえて、不登校の子どもたちやその保護者に対して、早期の介入や適切なサポートが必要となります。
不登校から引きこもりへの移行を未然に防ぐための取り組みが、今後さらに重要となってくるでしょう。
学校にも教育支援センター、フリースクールにも行かない子は居場所がありません。
居場所が無くなれば、引きこもる可能性が高くなるため、保護者の皆様はご注意ください。

引きこもりを乗り越えた中高生: 通信制高校での成長物語

4月28日 当会が運営している通信制高校を卒業した生徒たちの代表者たちが集まった第1回後援会を開催しました。

「卒業後も同じ卒業生たちや先生との縁や繋がりを大切にしたい、今度は在校生たちに還元したい」という思いから卒業生たちが集まってスタートしました。

この記事では、今回参加した卒業生たちの事例を紹介します。フリースクールや通信制高校で子どもたちが再び学び直し、社会で活躍できるようになりました。彼らの成功は、適切な支援があれば引きこもりから抜け出すことができることを証明してくれています。

内田君は、第3期の卒業生です。

教育熱心なご家庭に育ち、偏差値70をこえる私立高校に通っていましたが、夏休みを境に不登校になりました。

当初は都立高校転学のために相談に来ましたが、当会の通信制高校に転学をすることに。

ご両親と不仲で通信制高校のレポートでは物足りずエネルギーが有り余っている状態でしたので、

はじめての高校生インターンとして引きこもりの子どもたちをスタッフと一緒に何人も救ってきました。

現在は夢だった大手服飾会社に就職して頑張っています。

鈴木君は公立高校の美術コースに進学するも挫折し数か月で引きこもってしまいます。

その後、高校を中退し空白の1年間を過ごすことに。家では荒れ引きこもっていましたが、スタッフの大倉が訪問し当会の通信制高校に進学することに。

高校在学中に、インターンとしてパンフレットやデザイン作成を通してもう一度美術の道に行きたいと決意。

無事に美大に合格し現在は大学生インターンとして在校生たちに美術の楽しさを教えてくれたりと支援する側として頑張ってくれています。

引きこもりを経験した鈴木君だからこそ同じ引きこもりの子どもの気持ちもわかります。

ありがたいことに当会の教室には、鈴木君のように元々引きこもっていた子が支援側としてサポートしてくれている子が沢山います。

岡安さんは私立中高一貫の女子校から当会の通信制高校に転校しました。

人前で緊張で泣いてしまったり、朝起きられないというような状況でした。

推薦で東洋大学に進学しました。大学で馴染めず中退し現在は当会のスタッフとして働いてくれています。

詳しくはブログをどうぞ。

まとめ

不登校や引きこもりは、子どもたち誰しもがなり得る深刻な問題の一つです。
しかし、背後には様々な不安や問題が隠れています。これらを理解し、適切に対応することが重要です。
当協会はこれまで多くの子供たちの問題解決をサポートしてきました。

保護者の皆様へ、お子様の状況を理解し、一緒に向き合い、必要なサポートを提供することが最も効果的です。

GW明けは不登校や引きこもりになりやすい時期ですので、怪しいなと思った方はご相談お待ちしております。

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