世田谷区要保護児童支援協議会 構成員 渋谷区フォロースタッフ(訪問員) 根本です。
世田谷区・千代田区・新宿区など不登校 引きこもり 中学生 高校生の相談を承っております。
今日は、「引きこもりを改善させるために環境を変える」というテーマでお話をしたいと思います! 本題に入る前にお知らせをさせてください。
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不登校はそのままにした方が良いのかお悩みの方は是非動画をご参考にしてみてください!
不登校は放置してもいいのか【不登校相談SOS#18】
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光文社より出版中の『不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から』コロナ禍での不登校・引きこもりを救う!「見守りましょう」ではない新しい角度からの支援!不登校支援・通学補助の支援方法について書かれた一冊です!不登校・引きこもりでお悩みの方向けの一冊になっています。
引きこもりを改善させるために環境を変える
引きこもりでお悩みの方、引きこもりを改善させるためには環境を変えましょう。
引きこもりが長期化する原因としてメンタル部分の他に生活している環境が引きこもりを長期化している可能性があります。
子ども自身が自分の部屋を引きこもりやすい環境に変えている可能性があります。
過去に訪問した例として、半年以上の引きこもっていた子どもの特徴は共有している点が多いです。
・ネットやゲーム環境が整っている。
・ドアも窓もカーテンも閉めっぱなし。
・食器ごと食べ物を部屋に持っていきそのまま出さない。
・モノやゴミがゴチャゴチャしていて床に散乱している。
上記の特徴に複数当てはまっているご家庭はありませんか?
下にいけばいくほど重度引きこもりの可能性が高いです。
全て当てはまっているご家庭はすぐに引きこもりの対策をしましょう。
では具体的にご家庭で出来ることは環境を変えることです。
ネット回線を切る。カーテンを開ける。食器を回収する。床を掃除する。
こういった対処は必要で、勿論これをきっかけに立ち直る子もいます。
が、その場しのぎで終わることも多く同じことがまた直ぐに起きてしまう可能性はあります。
何故同じことが起きるかというと、本人が引きこもりの環境に慣れてしまっているからです。
慣れた環境で慣れた生活をしているうちは引きこもりのままの生活が継続する可能性が高いので、環境を変えて一度引きこもりの循環をリセットする必要があります。合宿先などで生活習慣が改善するのはこの環境をリセットすることによる効果といえます。
環境を変える私のお勧めは家を出すことです。
具体的に成功した例として以下の3パターンがあります。
①違う場所に部屋を借りて保護者と住む
②学生寮に住む
③祖母・祖父の家に住む
通う学校に近い尚良いでしょう。
新しい環境に住むと散らかしたりしないようにする心理が働きますし、新しい環境になると気持ちを切り替えられたりしますので
意識が変わります。
引きこもりで中々家を出られない、家を出るのが続かないという場合は家を出すことを試してみてください!
不登校・引きこもりについてはもちろん、中退・留年・転学・編入・学業不振・非行・発達障害など様々なお悩みの方からのご相談をいただいています。予約フォームの入力をしていただくと面談のご予約ができます。