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みなさん、こんにちは。NPO法人高卒支援会・世田谷区の要保護児童支援協議会の構成員/渋谷区フォロースタッフの根本です。
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今回は
不登校中学生の高校進学に向けた準備に必要なことについてです。
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①体力を戻そう
高校進学に向けた重要な課題の1つは体力を戻す(体力を増やす)ことです。不登校になることで起きる問題として体力の減少が挙げられます。
『うちの子は、外食に出掛けたりコンビニに行ったりは出来ている。』外に出られる子は問題ないのでしょうか?
結論から言いますと社会と関りを持つ場所にいられるかどうかが重要です。人とコミュニケーションを取ることや人がたくさんいるところに長時間いれるかどうか、コンビニや外食などでは測れません。
体力とは単純な筋力のことではないのです。
平日毎日朝から起きて家を出る、教室に行き、授業を受けるといった一日のルーティーンが出来るかどうかが高校で上手く通えるかどうかの基準になってきます。
段々、朝起きられなくなり、家を出てどこかに行くのが難しくなる。
こうなると、高校に進学できたとしても、週5日間いきなり登校するのは難しいでしょう。
長時間教室にいられない子は体力だけではなく精神的な問題が原因の場合もあります。特にコロナ禍での不登校の相談者の多くが、
『うちの子が学校に通えないのは精神的な問題だと思うんです、精神科に行かせて治そうと思います。』という方が非常に多いです。
不登校になり、いざ学校に行こうと思うと気持ちが追い付かなく精神的に落ち込んでしまう子は多いです。薬で治そうとするとドンドン処方される量が多くなっていくので病院で不登校を治そうと考えている方は注意してください。
②自信をつけよう
『登校出来るようになったら、次は勉強!』と勘違いされる方、非常に多いです。勉強は大切です、高校に進学しても勉強についていけないままだと学校に行くのが億劫になる、最悪単位が取れなくなってしまいます。しかし、勉強をスタートする前に必要なことがあります。それが『自信をつける』ことです。
自信がない状態ですと、勉強に身が入らないだけではなく、高校に前向きに通えないです。なので、保護者も本人も焦らずまずは自信をつけることからスタートしてください。
安定して登校できるようになって自信がつき、同世代の子どもとコミュニケーションを取れるようになることでも自信がついていきます。子どもと交流がとれるイベントなどに参加するのもお勧めです。
気持ちが安定してから勉強をスタートしても遅くはないので焦らず高校進学に向けた準備をしていきましょう。
☆期限アリの支援と期限なしの支援
当会では期限を設定した支援とそうでない支援があります。
期限アリの支援とは、中学3年生の場合、高校進学が目の前ですので、朝起きられるようにする、家を出られるようにする、自信をつける、必要な学習をする。といったことを期限を決めてサポートします。
☆中学3年生K君の例
5月まで:引きこもりを脱するための訪問支援
6月:家を出られるようになる。教室の体験
7月:週2回教室に通う練習、高校進学に向けた学習
8月:集団授業の参加、イベントの参加
9月:三者面談予定(進学先についての面談や今後の取り組むことについて)
K君は1年以上引きこもりの子でしたがご両親のご理解もありスムーズに支援が出来たおかげで引きこもりから脱することができました。
時期は早ければ早いほどサポートがしやすくなりますので、現在中学3年生で不登校・引きこもりでお悩みの保護者様是非ご相談下さい。