～ part6 ～
みなさんこんにちは！久しぶりに続きを書きました。スタッフの竹村です。
不登校、引きこもりだったK君とのやりとりについて、時系列に沿った形で書いていきます。多少の表現変更はございますがご了承ください。
是非、前回の内容はこちらをご参考ください！
part1 part2 part3 part4 part5
…～登場人物おさらい～
竹村…当時学生インターンで大学4年生
K君…物語の焦点の人物。4月から大学生でインターン学生
L君…K君の親友。イケメン
K君は河合塾に通い始める（予備校）。L君は漫画家になるために絵の練習をするようになり、各々の進路に合わせて動きだした5月。
夏は、新規メンバー、あの高卒支援会エースが登場します！！！！！
…5月後半、中3生R君がきました。ゲームが好きで中学校にほとんど通っていない不登校経験をもつK君とすぐに打ち解けました。
6月からは、現在高卒支援会のメインコンテンツとなっている初の保護者会がスタートしました。K君のお母さまを中心とし、保護者様ならではのお悩み相談や、情報共有、家で見られない学校での様子を伝えることをしていきました。
そして、外にでるイベントを月2回以上実施も始めました！2016年6月～現在まで、約2年続けてきています。保護者会、課外イベントは今では生徒にとって欠かせないものになっているのではないかと感じています。
…6月のイベントは、私の大学時代の後輩を呼んで大学生との交流BBQをお台場でやりました！
大学生の楽しそうな様子を聞けて、大学へ向けての意欲が高まった気がします！
…次にダーツ大会。
L君のネットワークのおかげで、池袋のダーツバーを貸し切りでやらせていただきました。
フリースクール、通信制高校どちらの女子人数も増えて、活気づいてきています！
…この頃になると、K君の生活リズムは安定しており、朝から学校→予備校の課題→放課後は予備校→家で少しゲーム、寝る前に復習→12時前には就寝
…を繰り返していました。生活習慣を付けるには一定のリズムが必要です。人それぞれパターンはありますが、大事なのは朝から外に出る！ということですよね。
…7月は、キャンプに行きました！
学生インターン企画だったため…私は引率に行かずでしたが、写真を見るととても楽しそうでした。
…そして、ついに…
7月の保護者会に相談に来られて、入会したエースの登場です…・。
…そう！
学生インターン(現在は卒業し、世田谷区の職員)でもある安井くんです！！！！！
…初日にどんな生徒が来るのだろうとK君とワクワクしながら待っていました。当時の安井くんの私服は、K君に匹敵するダサさがありました。
なぜか、スポーツで使うビブスのようなものを着て、
伸びっぱなしの眉毛。
明らかな1000円カットを利用している髪型。
こんなダサい恰好みたことがない！！！っと爆笑した記憶があります。当時教室では、パズドラ（パズル＆ドラゴンズというスマホゲーム）が流行しており、それをきっかけに仲良くなっていきます。
…立て続けに先日卒業していったO君が入ってきました。O君は安井くんと違い内気な性格で教室の隅のほうでひたすら勉強をしていました。
8月に入るとプール企画をL君が立ててくれました。杉浦代表の提案もあり、川越水上公園にあるプールへ行きました！
前日O君も誘ってみましたが、僕は行きませんといって帰りました。
…しかし…当日、いつものように新宿に集合して皆を待っているとフル装備したO君が現れて爆笑しました。
そしてその直後、K君と安井くんが小学生がきているような半袖短パン白い長いソックスでペアルックのように登場し、これまたL君と爆笑しました。
…たまには勉強も教えました。（たまには）
新しい大学生インターンも増え、より大学が身近にかんじられるようになります。
…～総括～
6～8月は、イベント中心にもなり、勉強と両立させることで充実している日々でした。
…新宿山吹高校には行かずとも、
通信制高校で卒業して良かった…！
と思えるような思い出を共有出来たのではないかなと私は感じております。最近でも、昔話で盛り上げることが多々あります。
とにかく、この時期は人数が少なく閑散としていたのです。現在留学中のR君をきっかけにどんどん盛り上がりを見せ、安井くん、O君の登場で爆発しました。
高卒支援会での支援の目玉は、やはりイベント行事、保護者会です。体験活動を通して、自律心が芽生えます。
保護者会での議論で最近多いのが宿題を出してくださいや、大学どうしたらよいですかというお話です。これは私個人の意見ですが、勉強は自分でやるもので人に強要されてもどこかでつまずいてしまいます。
私自身も大学中退の経験をしました。歯がゆいとは思いますが、子どもたちが自分で進路を決め、勉強に向けてスタートするのを見守ってあげてください。
次回は、大イベント 高野山旅行の回になります。
[文末（水道橋用）]