どうも、学生インターンの毛利です。
今回は、生活していて何となく感じたことを何となく書いていこうかなと思います。
セクマイ(セクシュアル・マイノリティの略)関連の、
ちょっとデリケートかもしれないお話なのでご注意ください。
「本当は女(男)だったのか。」という発言
僕は狭く浅くサブカルチャーを楽しむタイプなのですが、
時々、漫画やアニメの中で、見た目の性別と身体の性別に差があるキャラに対して
「げっ!お前女だったのかよ!」とか「えっ?!本当は男の子だったの?!」
なんて台詞を目にすることがあります。
また、こうした漫画やアニメに限らず、現実世界でも身体の性別を『本当の性別』と考える人もいるようです。
『本当の性別』は心の性別、つまり性自認であると考えている僕は、
こうした言葉を見たり聞いたりする度に違和感を覚えます。
またこうした言葉は、相手がどのような人でも失礼ではないでしょうか。
例えば、見た目が女性で身体が男性、そして女性として扱って欲しい人が相手なら、
「本当は男だったのか。」という言葉は
男として扱う主旨の発言ですから、きっと相手の人は傷つくでしょう。
また、見た目が女性で身体が男性、そして男性として扱って欲しい人が相手でも、
暗に「あなたは男性にはみえない。」とも受け取れる発言ですから、相手の人が傷つくかもしれません。
現に、見た目が女性?で身体が女性、そしてどちらとも扱って欲しくない僕は、
「本当は女だったのか。」と言われたら、
そこそこ傷つきます。
勿論、見た目の性別や身体の性別、扱って欲しい性別が何にせよ、
この言葉に全く傷つかなかったり、むしろ嬉しく感じたりする人もいるでしょう。
結局はその人それぞれの価値観や考え方、境遇だと思うのですが、
重要なのは、その言葉で傷つく人もいるという事だと思います。
〇男 〇女 ※要記入欄
以前にも書いたような気がしますが、アンケートやポイントカード登録などの時、
性別が要記入欄にあり、男性と女性の二択のことが多いですよね。
最近は「その他」の選択肢を設けているものも増えてきましたが、それでも男女二択が主流です。
そもそもこの『性別』は、身体の性別と心の性別のどちらを答えればよいのでしょう。
僕は、身体に直接関係がある病院や薬局ならまだしも、
航空やショッピングなど、身体に直接関係の無いサービスは、
性自認欄に統一しても良いと思うのです。
きっと、精神的な性別傾向を知りたいなら、性自認を知る方が正確でしょうし…。
まとめのようなもの
『本当の性別』は人によって捉え方が違うようですが、社会では何かにつけてそれを問われ、個人の大きな要素の1つとされています。
つまり、個人的にも社会的にもそこそこ重要なのに、何を指しているのかはっきりしていない、もしくは性自認と考えている人に配慮されていないため、
傷ついたり困惑したりしている人々が居るのではないかという事です。
少なくとも僕はそれで困る事がありますし、同じような声を聞いたこともあります。
みなさんにとって、『本当の性別』とは何でしょうか。
最後までご覧いただき有難うございました。
[文末(水道橋用)]