『不登校・ひきこもり急増 コロナショックの支援の現場から』ひきこもりから立ち直るまでの軌跡。ひきこもりから通信制高校サポート校での卒業をサポート!
当会ではこの時期高校2年生を対象に高校3年生向けた進路面談を実施しています。しかし、スムーズに終わらないのが進路面談です。
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2月保護者会 新規保護者のお悩み座談会
みなさん、こんにちは スタッフ 根本です。
今回の保護者会では前半に新規保護者のみ、後半では新規+在校生の保護者を入れて実施致しました。
「初めての保護者会で、喋りにくい、何を喋っていいかわからない」ので保護者会に参加するのが億劫という方もいらっしゃると思います。
そういった保護者のために新規の方のみの保護者会も実施致しますのでお気軽にご参加頂ければと思います!
座談会・質問
今回の保護者会では中学生~既卒生までの幅広いお子様を持つ保護者様がご参加致しました。
前半は当会の活動記録・活動内容のご報告
後半では座談会を実施致しました。今回は質問を一部抜粋致します。
質問1:子供のプライドが高い場合の対処法はどうしているか
こちらは当会でもよくある質問の一つです。当会では進学校である中高一貫校に通っていたもしくは通っている子が多く、プライドが高いことが多いです。当会では以下のように対処をすることが多いです。
→まずは本人と仲良くなり信頼関係を築き、此方の話を受け入れるようになってから子どものプライドをへし折ります!プライドをへし折る?と驚かれる方もいるかと思いますが、「お前はだめだ」とズタズタにするわけではありません。「自分の今の状況をわかってもらう」ことをするのです。不登校・引きこもりだと勉強が大幅に遅れています。しかし、「自分はまだ勉強はできるんだ」と錯覚しているのです。勉強は出来るというプライドから「まだ自分は大丈夫」と思っているので相手の話を聞きません。特に親の話なんて聞かないでしょう。その錯覚(プライド)をへし折るのです。ちゃんと自分の今の状況を把握してもらい前に進んでもらうことをします。ポテンシャルは高い子ばかりなので自分の状況を理解すれば遅れはいつでも取り戻せます!
質問2:学年及び男女の内訳はどうなっているか
当会の生徒に関する質問です。
→ひきこもりの割合は男子が多いので高卒支援会も男子が多いです。水道橋教室では男子が多く、新宿教室では女子が多いです。
質問3:内向的なことは悪いことなのか。
不登校・引きこもりの子とお会いすると割合としてはやはり内向的な子が多いです。自分でも直したい!という子もいれば、他の人と交流をしたくない!という子もいます。
→当会としては内向的というのが良いか悪いかではなく社会に出て通用するかどうかを基準に指導しています。コミュニケーション能力とメンタルの強さは学生時代のみならず社会に出ても必要ですよね。
今のうちから鍛えれば社会に出てからコミュニケーション面やメンタル面でつまずくことが減るので卒業するまでに鍛えていきましょう。
質問4:引きこもりの責任を親に転嫁することに関して
家から出られない引きこもりの子ですと「俺が引きこもったのは親のせいだ!」という子がいます、親としてもどうすればいいか分かりませんよね。当会ではまず以下のことを本人にさせます。
→自分の責任を自覚させることが必要!引きこもってしまった原因は親にあるかもしれませんが、引きこもってしまったのは自分です。なので最終的な責任は自分にあります。なので引きこもったことは人のせいではない、自分で立ち直っていかないといけないということを分かってもらうようにします。
質問5:親から声かけすることに関して
→過度に干渉する必要はないですが、家庭のルールを守らせることは大切です!「これだけは譲れない。破ったらいけない」というルールを決めるとやりやすいと思います!
スタッフ募集はこちら 寄付はこちら 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)・世田谷区要保護児童協議会構成員として相談受け付け中です! 新宿、池袋、横浜、千代田区水道橋教室にて不登校、引きこもり、転学・編入学、通信制サポート校、フリースクールの相談を承っております!お気軽にお問い合わせください。 不登校,引きこもり支援の日常、よくある相談にお答えするNPO法人高卒支援会の公式youtubeチャンネル登録、高評価のほう宜しくお願いします! noteにて、不登校・引きこもりの、支援の正しいありかた・予防法を発信します! 小、中学生の居場所がコロナの影響で奪われています。当会のフリースクール部門としては、東京近郊の休校している小学校、中学生の居場所として朝から開室しております。