世田谷区要保護児童支援協議会構成員、 渋谷区フォロースタッフ(訪問員)
LEC東京リーガルマインド、NTTesports様と連携している不登校・引きこもり支援をし、フリースクールと通信制高校を運営している認定NPO法人高卒支援会です。
今日は、「逃げ出すことを許してはいけない!」というテーマでお話をしたいと思います! 本題に入る前にお知らせをさせてください。
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文化祭報告
みなさんこんにちは!高卒支援会の竹村です。
先日は、文化祭(初台ふれあい祭り)が終了しました!生徒は22名当日参加しました!
ジャガイモ販売と、お化け屋敷の運営であわせて6万円弱の売り上げとなりました!
お越しいただいた保護者様・関係者様ありがとうございました。
また、差し入れでピアサポーター交流会会長の若林さんからクーリッシュをいただきました!
逃げ出すことを許してはいけない!
不登校・ひきこもりの支援を団体としては30年以上・私自身は10年やっていますが、子どもたちの逃げ癖がすごいんですよね。
例えば、
・明日生徒発表会あるからやってもらうよ!→発表したくないから家に隠れる
・スクーリング(通信制高校の単位の授業)→メンドクサイから行きたくない
・農作業体験や、キャンプ企画などのアウトドア企画→疲れるからいやだ
・アルバイトの面接や働く日をいかない
などがよくあります。
普通は、事前に決めたことや頼まれたことを遂行しようとします。
しかし、責任を放棄することをなんとも思わなくなってしまっている(気にはしているがいやが上回っている場合もあります)状態である子どもが非常に多いです。
そうなってしまった背景としては、ご家庭で何かしらを一度以上許してしまっているんですよね。
時が過ぎれば代わりにだれかやってくれる・・・となるとまあ責任もくそもありません。
当会は、逃げても逃げてもできるまでトライしてもらいます。
過去に生徒発表会でマスコミや、元担任の先生を招待して頑張っていますよーと報告する会を
2回逃亡した生徒もいます。しかし、何度も家までお迎えにいき、リハーサルをしてあなたができるまで付き合うよといって最終的には発表をしました。もう逃げられないなと悟ったのでしょう。
若いうちは失敗は許されます。しかし、逃げることややらないことはその機会損失となります。ほかのだれかが穴埋めをしてくれていてその子は成長しますが当事者は負い目を感じたままです。また、この1度の見逃しがあとに続いてしまうのです。
今後の親の対応
今後の親の対応ですが、1度許してしまったことを詫びましょう。気を遣ったのか、可哀そうだとおもったのかわかりませんが、
親の判断でもかばってしまったことを謝罪します。
細かくルールを設けて子どもに課していきましょう。守られなければ家から出してください。
約束事は人として当たり前だよねという姿勢が大事です。
もちろん、ご家庭判断で甘くするのは構いません!一貫した姿勢が大切ですね。(甘くするなら全部する)
ご家庭の方針を統一してください!
あくまで当会の方針では、最低限のことをやってもらったほうがうまく支援でき、復帰している事例が多いのです。