みなさんこんにちはスタッフの根本です。
本日は登校拒否と不登校の違いについて話していきたいと思います!
記事を読む前にお知らせをさせてください!
登校拒否と不登校の違いは?
「登校拒否」と「不登校」は、ほぼ同じ意味で使われています。ただし、それぞれの言葉に込められた意味合いが少し異なるようです。
「登校拒否」は、登校しない・できない。「不登校」は、登校しない・登校したいけどできない。
文部科学省の定義によると、「不登校」には、「登校しない(積極的な意図)」だけではなく、「登校したいけどできない」といった場合も該当します。
(参考:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査)、文部科学省「不登校の現状に関する認識)
たとえば、子どもが学校に行きたいけど、登校前にお腹が痛くなる。吐き気がするといった体に症状が出てしまい登校ができない状態も含みます。
一方で、「登校拒否」は文字のとおり、「登校を拒む」要素が強く、「学校に行きたいけど」という意味合いが薄かったり、大きな拒否感という意味合いが強いです。
以上から、「登校拒否」と「不登校」の使用上の意味には、違いがあるといえます。
登校拒否にしても不登校にしても、人によって捉え方は異なるでしょうし、「公的な定義・使い分け」が「絶対に正しい基準」とも限りません。
繰り返すとおり、明確な定義はありません。
「登校拒否」と「不登校」ではそれぞれ原因も対応も変わってきますので、ひとくくりにしせず別のものとして考えて頂いた方が対応がしやすいと思います。
「登校拒否」と「不登校」それぞれでどう対応すればいいのかわからないとお困りの方は是非ご相談お待ちしております。