世田谷区要保護児童支援協議会 構成員 渋谷区フォロースタッフ(訪問員) 根本です。
世田谷区・千代田区・新宿区など不登校 引きこもり 中学生 高校生の相談を承っております。
今日は、「中学生不登校の原因 第一位」というテーマでお話をしたいと思います! 本題に入る前にお知らせをさせてください。
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不登校はそのままにした方が良いのかお悩みの方は是非動画をご参考にしてみてください!
不登校は放置してもいいのか【不登校相談SOS#18】
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中学生の不登校の原因は?
令和2年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果についてのデータでは、
中学生の不登校の原因として大まかに3つに分類しています。
・学校に係る状況
・家庭に係る状況
・本人に係る状況
この3つの中で不登校の原因として最も多いのが本人に係る状況の「無気力・不安(47.1%)」となっており半数近くが無気力・不安が原因で不登校なっています。その数62,555人です。第二位は「いじめを除く友人関係をめぐる問題(12.5%)」第三位は「生活リズムの乱れ・あそび・非行(11.0%)」となっています。
中学生の不登校の子どもから直接話を聞くと、本人に係る無気力や、学校に係る友人関係のトラブルといった単体の理由から不登校になることは少ないです。
基本的には2つ以上の理由が複合して不登校になります。
無気力になり現実逃避でゲームをしたり生活リズムが崩れる。生活リズムの乱れと親子と関係性が非常に悪いなど。
また、無気力になる背景には学校の授業に追いつけない、友人関係がうまくいかない、親との関係が悪いなど学校や家庭に係る状況が本当の原因の可能性があります。
ひとつずつ原因を紐解く
不登校の原因第一位である無気力・不安は二人に一人の子が陥っている状況ですが、
その原因は様々で、他の理由が複合していることがあることを述べました。
原因を解決するには、いきなりメインとなる原因を解決しても上手くいかないことが多いです。
いきなり解決できれば早期に解決している可能性が高いのでまずは不登校の原因や理由、要因などを分析して、ひとつずつ紐解く必要があります。
絡まった原因が紐解けた場合、次に原因を解決するために優先順位をつけて解決していきます。
本人に係る状況>家庭に係る状況>学校に係る状況
勿論全員が上記の順番ではありませんが、基本的には上記の順番で優先順位が高いことが多いです。
本人の生活リズムや考え方、無気力の向上やきっかけがなければ学校の話はできません。
親との関係の修復はいきなりしていくことは難しく、本人が自信をつけていくことで次第に子ども自身に気持ちの余裕や親の考え方を受け入れてくれるようになります。
このステップを踏む順番・考え方は当会の不登校・引きこもりの9割は治せるにも書かれておりますのでまだお読みになっていない方は是非参考にしてみてください。
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